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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域社会に“仁”を示す
土地建物管理会社

 
 
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▲仕事は夢中になって取り組むもの――それが社内の合言葉だ

名高  “仁” は社員に対しても貫かれているわけだ。素晴らしい。その哲学を持つ会社なら、代表も社員も、仕事が楽しくて仕方ないでしょう。
 
小山  楽しいです。「仕事を楽しむためにどうしたらいいか」 なんて考えたこともないくらいにね(笑)。だって、私たちの仕事はお客様が喜ぶのを実感できる仕事なんですから。だから “Work is Life” の言葉をそのままに生きていますし、いまそうでない人も、「人を喜ばせたい」 と考えて夢中になって打ち込めば、仕事が楽しくて仕方がなくなりますよ。
 
 

“仁”を掲げ、地域No.1管理会社になる

 
名高 それは役者にも言えるな。名優と呼ばれる人たちはワンパターンの演技を嫌うんです。善人も悪人も見事に演じ切る。しかも、人を楽しませるために陰で続ける努力や工夫を、少しも苦痛に感じていません。
私はいつも思うんですが・・・、今の自分は、自分がそうなりたいと思っていたようになっているんですよね。自分の人生を作っているのは自分なんですよ。
 
小山 同感です。だからこそ、夢やロマンを大切にしたい。若い世代で 「仕事を楽しむためにはどうしたらいいか?」 と悩んでいる人たちには、とにかく何事にも夢やロマンを持って夢中で打ち込めば仕事が楽しくなり、自然とプライベートも充実することを教えてあげたいです。仕事を通じて抱く夢やロマンこそ、“仁” の発露であり、企業のビジョンとなり、私たちを動かしていくものだと思います。
 
名高 その言葉からすると、板橋に “仁幸” をもたらす次のビジョンをひそかに持っていますね?
 
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小山 はい。今後は30分圏の円内に地域密着の支店を複数展開させ、当社の事業方針を細やかに実践しつつ全体のスケールメリットも出せる、ハイブリッドな展開を狙っています。
 あと、プロジェクト的なことでいえば、実は板橋区の高島平団地は高齢化が進み、空き部屋ばかりなんですよ。国はそこに何百億という無駄金を使って耐震工事をしようとしていますが、あれだけ広大な土地があれば全部壊してタワーマンションを建てたほうが良いというのが私の持論です。そして、高齢者の方々を中層階、若者を上層階に住まわせて、低層階に老人施設や保育施設を造れば、人の交流も活発化できます。商業施設を入れれば人だって集められます。
 現在はこのプランを行政に懸命に働きかけているところです。あらゆる世代が一体感を保てる街づくりこそが、私たちが板橋の地に示すべき最大の “仁” なのです。ぜひ応援してください。 
 
 
 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 株式会社アークマネージメント
 ■ 本社 〒175-0082 東京都板橋区高島平8-9-1 グリーンコーポ高島107
 ■ 事業内容 建物の総合管理/企画・設計/補修営繕工事及び不動産業
 ■ 設立 昭和48年 4月
 ■ 従業員数 19名(他、管理人・パート従業員23名)
 ■ URL http://www.arrc.co.jp
 ■ ブログ http://ameblo.jp/t-k-jinkou