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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

 
 
女性経営者として第一線で働き続ける太田さん。そんな太田さんに、女性が管理職についたり、経営を行ったりするなど長く働き続けるには、どんなことが必要だと考えているのか聞いた。
 
 

国の制度から変わっていく必要がある

 
今の日本の制度だと、女性経営者を増やすのは難しいですよ。少子化が進んだことにより、女性は出産を推奨されています。でも、保育士が足らず、保育園に入園できない子どももいる。それに、働いている世代の親御さんに介護が必要になったときも、自宅介護を求める高齢者が多いことや、国の医療費負担を減らしたい厚生労働省の方針もあり、在宅での介護が求められているんです。このような状況の中、女性に第一線で働き続けなさいというのは、無理があるように思います。よく「海外の先進国には多くの女性管理職、女性経営者がいるので、日本もそれに続きましょう」と耳にしますけど、そういった国には、それが可能なシステムが整っているんです。
 
例えば、フランスの制度は素晴らしいと思いますね。簡単に言うと、子どもが多いほど税負担が軽減される制度です。この制度があれば、たとえ保育園に入れなくても、ベビーシッターを雇うことは可能になるかもしれませんよね。海外にはこうしたモデルケースがあるのだから、ぜひ日本も続いてほしいと思います。女性が第一線で働き続けるには、会社規模ではなく、国が打ち出す制度から変わってもらう必要があるでしょう。
 
 
(インタビュー・文 中野夢菜/写真 Nori/ヘアメイク 清水寛之)
 
 
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太田光代(おおた みつよ)
1964年生まれ 東京都出身
 
 
  高校卒業後、モデル活動を始める。その後バラエティ番組でもお笑い芸人として人気を博した。1990年に爆笑問題の太田光氏と結婚。爆笑問題が独立したことから、1993年に株式会社タイタンを設立し、爆笑問題のプロモーションに努める。芸能事務所としてだけではなく、アロマ・ハーブ専門店やフラワーショップを運営するなど、新たな事業にも挑戦し続けている。著書に『爆笑! 夫婦問題』(幻冬舎文庫)、『爆笑太田さんちのごはん問題』(ソニーマガジンズ)、『これでスッキリ! ハーブの心療内科』(しょういん)、『奥様は社長 爆笑問題・太田光と私』(文春文庫)、『私が「にんぎょひめ」だったころ』(集英社インターナショナル)、『女子社長の優雅で過激な毎日 「爆笑問題と私」の未来はどうなる?』(大和書房)、『独走』(キノブックス)がある。
 
株式会社タイタン
http://www.titan-net.co.jp
 
ツイッター
https://twitter.com/ota324
 
 
 
(取材:2017年3月)
 
 
 

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