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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

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挑戦を続けていれば
人はいつまでも輝いていられる

 
2015年1月2日~23日にかけて明治座で新春特別公演『春日局』が上演される。江戸時代初期、戦国の世に翻弄されながらも徳川家の乳母となったおふく(後の春日局)の波乱万丈の日々を描いた同舞台。春日局を演じるのは、数々の映画・ドラマに出演経験のある女優の高島礼子さんだ。「いつかはこの役を演じてみたいと思っていた」と語る高島さんに、今回の舞台にかける意気込みや仕事に対する考えなどをうがかった。
 
 

春日局を演じられるのは光栄

 
 このお話を最初にいただいた時は声を上げてしまったくらい、とても嬉しかったです。春日局を演じられるなんて、役者冥利に尽きますからね。時代劇の題材になるような女性って、そうはいません。例えば男性だったら織田信長だったり、坂本龍馬だったり、どの時代にもビッグネームがいますよね。春日局は、女性が演じられる役として、そうした人物たちに匹敵すると思うんです。以前、フジテレビのドラマの『大奥』に出演して、徳川家光の母親であるお江与を演じたことがありましたけど、あのドラマでも春日局は物語の中心人物の一人でした。だから心に残っていたし、一度は演じてみたいなって思っていたんです。
 
 春日局が登場する作品はどれも、きらびやかな世界でおきる女の戦いという印象が強いと思います。でも、橋田壽賀子先生が手がけた今回の脚本は、他作品の春日局とは少し違うイメージがありますね。もちろん、この作品にもドロドロした女同士の戦いはあります(笑)。だけど、そうした確執ばかりをフォーカスするのではなく、生まれ育った環境が違いながらも同時代に生きた女たちの、それぞれの思いのぶつかり合いなどを通じて、登場人物の生き様がクローズアップされる内容になっているんです。
 
 徳川家康に乳母としての才覚を見込まれ、竹千代、つまり後の徳川家光の乳母として存在感を増していく。しかも晩年は政治などの表舞台にも影響力を持つようになる。あの時代に女性がそこまでの存在になるのは、並大抵のことではないと思うんですね。そんな春日局を、権謀術数でのし上がった女性として演じるのではなく、純粋に、自分の家族や家光のためという思いで頑張った結果、そういう地位に昇りつめていたというふうに、時代を一生懸命生き抜いた女性として演じたいです。
 
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