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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

豊富なキャリアが強み 精神科特化の訪問看護
訪問看護ステーションone/合同会社プラグ 代表社員 泉本湧稀

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 合同会社プラグさんが運営する、大阪府岸和田市の訪問看護ステーションone(ワン)さんにお邪魔しています。こちらは精神科に特化した訪問看護ステーションだそうですね。
 
泉本 はい。主に、精神疾患を持った方や認知症の方のご自宅に訪問し、療養上のお世話や診療の補助を行っています。
 
畑山 ご対応されているエリアについても教えてください。
 
泉本 岸和田市から、貝塚市、泉佐野市、熊取町、忠岡町、泉大津市、和泉市、高石市、堺市まで対応しています。
 
畑山 地域密着型として機動しつつ大阪府の広範囲でご対応されているんですね。ちなみに、泉本代表は精神科の看護師としてのキャリアが豊富だとうかがいました。
 
泉本 はい。私はもともと看護師として精神科病院に勤務していて、今年2024年で7年目となります。現在、看護師として一緒に働いてくれている妻も、看護師として精神科で働いたのちに、訪問看護ステーションで勤務していたんですよ。
 
畑山 ご夫婦で精神科での看護師のキャリアをお持ちなんですね。お二人とも経験が豊富で安心感が違いますよ。起業されたきっかけは何だったのでしょうか?
 
泉本 もともと、独立したいという漠然とした思いはありました。看護師として仕事をする中で、患者様が社会に出たり、趣味を見つけたりするサポートをしたいと思ったのが独立のきっかけです。
 
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畑山 お若いのに素晴らしい。それにしても、精神科と一口に言っても症状や病気はさまざまですよね。
 
泉本 おっしゃる通りで心の病気はさまざまあります。中でも統合失調症や躁鬱病、アルコール依存症など、自分ではなかなかコントロールが難しい病気を持ちながら地域で生活している方に対して在宅でフォローしているんです。
 
畑山 心強いですね。基本的には日常生活のサポートが中心なのでしょうか?
 
泉本 はい。具体的には、バイタルチェックや薬の副作用の観察といった健康状態の管理から、自宅でのリハビリなど利用者様の日常生活のサポートをしています。