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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

タイの最先端不妊治療で 後悔のない妊活を支援!
MAMAdonna株式会社 代表取締役 関恭子

 
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インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 MAMAdonna(ママドンナ)株式会社さんは、日本とタイを結び不妊治療の支援をなさっているとか。
 
 はい。私は、20代の頃にタイのプーケットへ移住しました。ところが2ヶ月後にスマトラ島沖地震が発生し、異国で被災。その際、多くのタイ人に助けていただきました。1年後に帰国し、後に結婚。結婚後は不妊治療で悩んだ経験があります。無事に2人の娘を授かったのですが、2022年には子宮頸がんで子宮全摘手術を受けました。こうした経験から女性特有の悩み、特に不妊に悩むご夫婦を支え、後悔のない妊活をしていただきたいと思い起業し、バンコクの不妊治療専門クリニックと業務提携を結び事業を始めたんです。
 
名高 タイで不妊治療するメリットを教えてください。
 
 タイの不妊治療は世界でも最先端の水準を誇り、特に日本では先進医療であるPGT-A――着床前胚染色体異数性検査の受けやすさが挙げられます。体外受精でつくられた胚を子宮に移植する前に、染色体の数を調べる検査がPGT-Aです。染色体数に異常があると流産の確率が高まります。この検査をタイでは35歳以上なら希望者全員が受けられるため、提携クリニックでは40代でも妊娠率60%を誇っています。
 
名高 日本の病院では状況が違うのですか?
 
 PGT-Aは日本では先進医療に該当し、検査を受けるには2回以上流産している、体外受精に失敗した経験があるなど厳しい条件があるんです。自費診療のため、保険診療で採卵した胚は対象外、また対応できる医療機関が少ないという弊害もあります。
 
名高 だからタイで不妊治療を受けた場合、成功率が高まるのですね。
 
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 はい。また、私が同じ悩みを乗り越えた経験を元に患者様に寄り添ったカウンセリングができるよう体制を整えていますし、提携先のクリニックには日本人コーディネーターの方が常駐しているため言語の心配もなく手厚いケアをご提供しています。さらに少しでも楽しみながら不妊治療ができるよう、訪タイ中はリゾート旅行とかけ合わせられる点も特徴です。
 
名高 日本とタイの架け橋として、今後についてはどのような活動をお考えですか?
 
 今後は医療ツーリズムの啓蒙活動にも力を入れていきたいと思っています。欲を言えばタイでの不妊治療を機に、将来的にグローバル意識の高い子どもたちが育ってくれたらいいですね。そういったことも踏まえつつ今後もタイの魅力を発信していきます!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
後悔をしないように、自分にできることに精いっぱい取り組んでいるときはワクワクしますね。特に「自分にしかできないことをやっているんだ」と思える瞬間はすごく楽しいです!
(関恭子)
 

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