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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

明るい笑顔があふれる 就労継続支援B型事業所
一般社団法人エンジョイライフ 代表理事 山田千賀子

 
プロフィール 栃木県出身。長年、看護師として勤務する。その後、知人からの依頼で就労継続支援A型事業所の運営に携わった。同施設で2年ほど経験を積んだのち、自身でも事業を立ち上げるために独立。2016年に就労継続支援B型事業所をオープンするとともに、(一社)エンジョイライフを設立した。現在、同法人の代表理事を務めながら、計3ヶ所のB型事業所の運営を行っている。【ホームページ
 
 
 
栃木県足利市で計3ヶ所の就労継続支援B型事業所を運営している、一般社団法人エンジョイライフ。代表理事を務める山田千賀子氏は、もともと看護師として長年勤務してきた経験を持っている。そのため、利用者へ医療の面からのサポートを行えるのも、同法人の大きな強みだ。そんな山田代表は“笑顔”を最も大事にしていると語る。常に笑いが絶えないという同法人が運営する事業所の魅力と、山田代表の仕事への思いを詳しく聞いた。
 
 
 

元看護師が運営する就労継続支援B型事業所

 
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インタビュアー 千葉真子(マラソン元日本代表)
千葉 栃木県足利市で就労継続支援B型事業所を運営する、一般社団法人エンジョイライフさん。就労継続支援事業所とは、障がい者の方が自立して働けるよう支援するための福祉サービスを提供する施設ですよね。
 
山田 おっしゃる通りです。A型とB型の事業所があり、A型は利用者の方と雇用契約を結ぶのがB型との大きな違いですね。当法人では、事業所の利用者様がお菓子の箱を折ったり、箱詰めや、シール貼りをしたりする作業を行っているんですよ。
 
千葉 山田代表はもともと看護師をなさっていたとお聞きしました。この事業を立ち上げてからは何年ほどになるんでしょうか。
 
山田 今年2023年で6年になります。私が看護師という異業種からのスタートだったこともあり、ありがたいことに病院やリハビリといった業界の方々からのご支援やご協力をいただくこともできました。その結果として当法人では現在、それぞれ「あおぞら」「ほしぞら」「おおぞら」という3ヶ所のB型事業所を運営させていただいています。
 
千葉 わずか6年の間に3ヶ所もオープンなさったとはすごいですね。そんなエンジョイライフさんの事業について、さらに詳しくお聞きしていきましょう!