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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

きれいになるお手伝い! 訪問福祉美容で心も元気
美ニィ 代表 中西仁美

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 訪問福祉美容を手がける「美ニィ」さん。介護・福祉施設などを訪問し、施術をされているということでしょうか?
 
中西 施設にうかがうこともあれば、在宅の方を訪問させていただくこともあります。ご高齢の方や、介護で忙しい方、妊婦さん、美容室に出向くのが難しい方々に向けてカット・カラー・パーマなどを提供しているんです。
 
矢部 カラーやパーマにも対応してくださるんですね! 中西代表はどのような経緯で訪問福祉美容に興味を持ったんですか?
 
中西 美容師としてサロン勤めをしていたときから、老人ホームに散髪訪問をしていたんです。ただ、当時は法律が厳しく、ボランティアの枠内でしか対応できず、おしゃれを追求した施術ができない歯がゆさがありました。その後、育児を経て美容業界に戻ろうと思ったときに、法改正により訪問福祉美容が認められたことを知って、再び美容業界に戻ってきたんです。
 
矢部 ちょうど良いタイミングで、ご自身がやりたいと思ったサービスができるようになっていたんですね! 一般的なサロンでの施術とは、どこが違うんでしょうか?
 
中西 技術力はもちろん、スピーディさが求められます。ご高齢の方々は長時間座っているのが辛い方もいますからね。基本的に、カットはお客様の体調などを考えながら施術します。
 
矢部 確かに、美容室に出向くのが難しいということは身体を動かすこと自体が難しいということですもんね。美容師としてのスキルだけでなく、福祉介護のスキルや知識も必要なお仕事ですよね。
 
中西 そうなんです、介護ベッドでのカットやシャンプーをすることもありますからね。そのために、理美容福祉士としての専門的な知識・経験も身につけてきました。おかげさまでお客様から本当に喜んでいただけています。施術後にご自身のお顔を見て「かわいい!」と嬉しそうにしてくれる方もいるんです。その様子を見て、なんだか私までほっこりした気分になれるんですよ。
 
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矢部 高齢化が進む中で需要はますます増えていきそうですね。
 
中西 カットやパーマを希望する人の数がある程度にならないと、依頼に対応しない業者もありますが、私は個人で事業を運営しているので、フットワーク軽く動けます。お一人様のご希望からでも訪問していますので、ぜひお気軽に声をかけていただきたいですね。
 
矢部 お話をうかがって、元気を与えられる素敵なお仕事でと思いました。今後のご活躍にも期待しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
お客様に喜んでもらえる瞬間がやりがいになっています。そのためにも、働く時間にゆとりを持たせ、ストレスなく快適に仕事ができるようにすると、毎日楽しく仕事を続けられます。
(中西仁美)
 

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