食品ロスを削減!
沼津の地魚が自慢の食堂
高橋 「太刀食いそば」をはじめとした、地魚を使ったメニューです。名称は「立ち」と太刀魚の「太刀」をかけています(笑)。沼津では太刀魚を1本釣りで獲ることが多いものの、中には指2本ぶんくらいしかないような小さな細い魚が釣り上がるんですよ。当然、そのような魚は値段がつけにくいので、捨てられてしまいます。こういった魚をどうにか使えないかと考え、その骨を出汁に活用しているのがこの「太刀食いそば」です。他にもこうした魚を用いた串焼きなどをご提供していますよ。
名高 フードロス問題が叫ばれる中、食材を一切無駄にしない素晴らしいお取り組みですね。ところでまるが港食堂さんは、その料理の腕前で、グランプリを受賞されたとうかがっていますよ。
名高 フードロス問題が叫ばれる中、食材を一切無駄にしない素晴らしいお取り組みですね。ところでまるが港食堂さんは、その料理の腕前で、グランプリを受賞されたとうかがっていますよ。
高橋 そうなんです。地元で水揚げされた水産物を生かしたメニュー「Sea(シー)級グルメ」を競う全国大会が来年2023年沼津で開催されまして、大会の代表メニュー「沼津小判めし」を提供する事業者を選抜するイベントで、グランプリを受賞しました。沼津小判めしとは丸めたご飯にアジの干物や本エビを乗せたもので、本エビの食感を残しながら、アジの臭みが出ないように仕上げた点を評価していただけたようです。
名高 さすがですね! それにしても最近は気候変動が激しく、漁業にも甚大な影響が出ていることとお察しします。これからも高橋代表のお力で、水産業界を支えていただきたいです。
高橋 そのつもりです。社名に冠した「Restore」は、「レストラン」の語源であると同時に「再生」の意味も持っています。市場価値がないとされる魚でも上手にアレンジしたり、斬新なメニューを発案したり、できることから業界を盛り上げていきたいと考えています!
名高 おいしいメニューを提供するだけでなく、日本の水産業界全体のことまで考え、果敢に挑戦する高橋代表。そのお姿に感動しました。これからもぜひ頑張ってくださいね。応援しています。
名高 さすがですね! それにしても最近は気候変動が激しく、漁業にも甚大な影響が出ていることとお察しします。これからも高橋代表のお力で、水産業界を支えていただきたいです。
高橋 そのつもりです。社名に冠した「Restore」は、「レストラン」の語源であると同時に「再生」の意味も持っています。市場価値がないとされる魚でも上手にアレンジしたり、斬新なメニューを発案したり、できることから業界を盛り上げていきたいと考えています!
名高 おいしいメニューを提供するだけでなく、日本の水産業界全体のことまで考え、果敢に挑戦する高橋代表。そのお姿に感動しました。これからもぜひ頑張ってくださいね。応援しています。
「仕事を楽しむ」とは‥
携わる方々が笑顔でいられることでしょうか。それから、私にとっては仕事を楽しむというのは修行のようなものだと思っています。自分を追い込んで結果を出してこそ、仕事が楽しいと感じられます。
(高橋久美子)