女性スタッフを増やし封筒印刷で躍進

インタビュアー 矢部美穂(タレント)
尾﨑 私は、日本でも3本の指に入る同業の大手企業に11年間勤務し、営業として走り回ってきました。ただ、どうしても大きな組織にいると仕事に融通を利かせられないケースがありますよね。私も、お客様に自分が思い描いたサービスをご提供できないことが増え悩むようになりました。また、「この会社でのし上がろう」と意気込んで入社したものの、上司との衝突もあり将来の自分の限界が見えるようになってしまいました。
矢部 「自分の未来はここまで」と感じると、仕事への意欲も失ってしまいますよね。
尾﨑 矢部さんのおっしゃる通りです。そこで「このままではいけない!」と独立を決意した私は、2017年12月に弊社を創業しました。それまでのお客様を連れていくわけにもいかず完全にゼロからのスタートでしたね。1ヶ月後には元の会社で同僚だった女性が弊社に移籍しまして。さらに女性スタッフを増やすなど順調に規模を拡大し、おかげさまで売り上げも右肩上がりで増えているところです。
矢部 思い切った決断が大成功だったわけですね。独立して本当に良かったですよ! それでは、あらためて株式会社ウィズプリントさんの業務内容を詳しくお聞かせください。
尾﨑 弊社の売り上げの7割を占めるのは法人向けの封筒印刷です。実は、封筒のデザインや印刷は紙製品の中でも特に難易度が高い商品なのですよ。