B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

課題設定にこだわり抜き
組織や個人に変革を!

 

モノを売るのではなく本質的な解決案を

 
glay-s1top.jpg
矢部 ホテル業界からコンサル業界へ転職されたのは、少し意外に思われます。何が契機になったのでしょう。
 
高橋 次に転職したリンクアンドモチベーションは帝国ホテル時代の営業先でした。顧客として調べるうちに組織や個人の夢や生きがいを応援し、組織課題の解決や個々人の成長支援を行っているおもしろい会社だと知ったんです。先ほどお話ししたように私は“人”に興味がありましたし、人を見つつ企業や組織の課題を明らかにし、変革に導くというコンサルティング業務に今までにない興味を感じました。それで、ぜひ働きたいと思ったので、転職を決めたんです。
 
矢部 コンサル業こそが自分にとっての適職だと思われたと。
 
高橋 はい。リンクアンドモチベーションには優秀な新卒が多く在籍していました。8年の社会人歴を経てきた自分が、「これまで何をしてきたんだろう」と今までの年月を後悔するほどの人材ばかりで、しばらくは無力感に打ちひしがれていましたね。しかし、元来の負けず嫌いが功を奏し、気付けば13年間もがむしゃらに働いていました。結果として、営業職からスタートして執行役員まで務めるまでになれたんです。
 
矢部 素晴らしい! 役員として安泰だったはずなのに、独立を思い立ったのはなぜですか?
 
高橋 コンサルティングといっても事業戦略から業務オペレーションや働き方改革の支援まで、事業内容はさまざまです。私が専門としていたのは組織や人事に関する部分で、課題を設定して解決策を提案し、実行するまでをコンサルティングしていたんです。同じような事業内容のコンサル会社はたくさんあるものの、ほとんどのところがモノを売ることに傾倒していました。でも、私は単にモノを売るのではなく、お客様の課題を本質的に解決することに徹したくて、独立して会社を興すことに決めたんです。
 
矢部 コンサル業界における“モノ”について、もう少し詳しく教えてください。
 
glay-s1top.jpg
高橋 いわゆる研修プログラムや人事業務にテクノロジーを導入するHRテックツールのような商品が“モノ”です。こういった商品は値段の高低に関わらず、多数の企業から提供されています。でも、顧客企業はそれぞれに特徴が異なりますし、業務内容や職種によって課題や解決策は異なってくると私は考えています。この実態を考慮せずに、一括りのモノとして研修プログラムなどを提供するだけでは、本質的な解決つながらず、結果として顧客企業の現場の皆さんのコンサルタント嫌いを生んでしまっていると考えているんですよ。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事