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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

紙を卸して60年の老舗
伝統を守り進化し続ける

 

事業を通じて、お客様も従業員も笑顔に

 
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駒田 今後のビジョンについて、教えていただけますか?
 
渡邊(裕) どの業界もそうであるように、基本的には、お客様が元気でいてくれて初めて商売が成り立ちます。現在、印刷業界は全体的に大変な時期なので、自社の都合だけ考えて注文増に奔走することがないように、気を付けています。
 
駒田 業界全体のことも考えたクレバーな判断だと思います。ほかに何か心がけている点はあるでしょうか。
 
渡邊(裕) 従来の紙の仕事を大切にしながら、新しいノベルティ関連の仕事の幅も少しずつ拡げ、誠実をモットーにお客様から信頼していただける企業となれるよう、これからも努力していきたいと思っております。
 
渡邊(睦) まずは目の前のことを一生懸命やっていこうと思います。その地道な取り組みから人との出会いが広がり、新しいチャンスも訪れるかもしれません。ずっと頑張ってくれている従業員と共に、事業を安定させつつ、引き続き会社を成長させていきたいですね。
 
駒田 辛いことや苦しいことも当然あると思います。でも、従業員の方々や、それぞれのご家族の笑顔が励みになりますよね。
 
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渡邊(裕) 駒田さんのおっしゃる通りです。お取り引き先様も含めて、ご縁のある方全員の笑顔を守りたいと思い、大変なことがあってもめげることなく奮闘しています。従業員に対しては、挨拶や身だしなみ、時間厳守など社会人としての仕事の基本について、あらためて指導を徹底しております。
 
渡邊(睦) さまざまな分野でデジタル化が進む中でも、本やCDなど、データではなく手に取れる物で楽しみたいという方もおられます。そういう方々のニーズに応えるためにも、しっかりと事業を継続させていきたいです。
 
駒田 ひところは、紙媒体には将来がないと言われていました。確かに、紙の需要は減ったかもしれません。にもかかわらず、ゼロにはなっていない。人間社会で紙というものは絶対になくならないと信じていますし、大幸洋紙店さんの事業も人々から必要とされ続けるに違いありません。これからも逆境に負けず、頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
たくさんの方々とコミュニケーションの輪を広げることと考えます。それが仕事にもつながり、楽しさを感じることにもつながっていくのだと思います。
(渡邊裕)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社大幸洋紙店
■ 本社 〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-28-2
■ 事業内容 出版用紙・印刷用紙・包装用紙・和紙等卸販売/ノベルティ商品企画・製作・販売/ユニフォーム企画・製作・販売
■ 設立 昭和33年7月
■ 従業員数 7名
■ ホームページ http://taikou-paper.co.jp