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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人との絆を大切にする
義理人情の鳶工事会社

 

逆ピラミッドの一番下でスタッフを支えたい

 
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内山 お話をうかがっていると、独立以来とても順調に会社を成長させてきたように思います。その秘訣は何だと思われますか?
 
髙塚 やはり、周囲のみなさんの支えがあってこそだと思います。私が19歳で独立した当時のお取引先の担当者は、次々と経営者になりました。それに、同年代で互いに切磋琢磨してきた方々も会社の幹部や、主軸として第一線で活躍しています。私はそのような方々と付き合いが長く、とても仲良くさせていただいているんです。ですから、みなさんのおかげで、大きな波に乗ることができたのだと思いますね。私は現在でも、組合の集まりやゴルフコンペ、親睦会、飲み会など、あらゆる催しには欠かさず出席し、人付き合いを大事にしているんです。
 
内山 髙塚社長のお人柄の良さも良い影響を与えているようですよ。会社を運営していく中で髙塚社長が工夫していらっしゃることはなんでしょうか?
 
髙塚 私はスタッフが経営者の顔色を見ながら仕事をするような会社は絶対に嫌ですし、私自身も「社長だ」と偉そうにふんぞり返りたくないと考えています。そこで、スタッフが働いていて心から「楽しい」と思えて、なおかつ会社や現場に足を運びたくなる環境をつくるにはどうすれば良いかを考えました。その結果の一つが給料を上げ、待遇を向上させることだったんです。
 
内山 シンプルながら、効果的にモチベーションアップにつながる取り組みだと思いますね。具体的な取り組み内容も教えてください。
 
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髙塚 弊社のスタッフには、同年代の一般会社員における平均給料の倍以上は支払っていますし、有給休暇もしっかり取れるような体制にしています。私は、自身の会社からお金に困るスタッフを出したくないですし、そのために会社に利益が出たらスタッフに還元したり、寄付など世の中のためになることに使ったりして、自分が「こういう会社なら働きたい」と思えることを実行しているんです。
 
内山 それは素晴らしいですね! そのような取り組みを行うに当たっては、どのような思いがあるのでしょうか。
 
髙塚 私が何より大切にしているのは義理と人情なんですよ。私は人に尽くして裏切られることはなんとも思いません。それは、本当に義理と人情を大事にする人なら、必ずなんらかの形で恩を返してくれると信じているからです。それに、私はスタッフのことを家族だと思っていて、自分のことを社長だと思っていないんですよ(笑)。普通、会社というのはピラミッドの頂点に経営者がいいます。でも、弊社はちょうどピラミッドを逆さにした形でしょうか。その一番下で私がみんなを支えていると思いながら事業に取り組んでいるんです。