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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

着物の魅力を引き立てる 歴史ある良質な草履製造
株式会社小岩井商店 代表取締役 小岩井明夫

 
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インタビュアー 川上麻衣子(女優)
川上 東京都狛江市の株式会社小岩井商店さんでは、古くから草履を製造していらっしゃるそうですね。私も普段から和装を好んでいるので、草履は欠かせないものなんです。今日はお話をうかがうのを楽しみにしてきました。
 
小岩井 それは嬉しいですね。もしかしたら川上さんも、一度は弊社の草履を履いたことがあるかもしれません。弊社は1910年頃の創業から100年以上を数え、私で4代目なんですよ。おそらく業界内で一番古く、歴史ある会社です。それだけに、製品の質には自信を持っています。
 
川上 創業時から受け継がれてきたノウハウで、良質な製品が生まれているわけですか。
 
小岩井 ええ。実は弊社では、草履づくりに必要な部品を、その原材料の仕入れからはじめ、部品そのものを自分たちでつくっているんですよ。だからこそ、お客様の要望に応えた、オーダーメイドの製品をつくることができるんです。
 
川上 それはすごい! 原材料の仕入れから行う業者さんは、なかなかいないと思います。
 
小岩井 そうですね。弊社の場合は、自分たちで一からつくっているからこそ、非常に細かい微調整も可能なんですよ。すべての工程を一貫して、なおかつしっかりと把握して製作できる職人がいるのは弊社だけでしょうね。
 
川上 優れた技術を持つ職人さんがいらっしゃるのも、小岩井商店さんの大きな強みですね。
 
小岩井 はい。たかが草履、されど草履。私は着物姿を引き立てるための、まさしく土台となるのが草履であると思っています。だからこそ、お客様の足にぴったりとフィットして、履いていることも忘れてしまうくらいに快適かつ丈夫なものでなければいけないんです。
 
川上 確かに、良い履物って自分が履いていることを忘れるくらい、自然な感覚になりますよね。
 
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小岩井 おっしゃるとおりです。人間は本来、裸足で歩いているときが自然体であると思います。その感覚を、草履を履いていても感じていただけるよう、硬さや弾力までこだわって製品化してるんですよ。
 
川上 草履づくりに対する情熱が感じられます。そんな長い歴史を持つ小岩井商店さんの今後の目標を、ぜひお聞かせください。
 
小岩井 弊社としては、これからも変わらず質の良い草履をつくり続けていきたいですね。また、最近は和服をお召しになる方も少なくなった中で、若い世代の方々にも和装に親しんでいただけるよう、業界全体の発展に貢献していきたいと考えています。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
多くのお客様に、弊社の草履を履いていただくことですね。草履は着物の引き立て役として、あくまで縁の下の立場です。でも、縁の下が崩れたらすべて台無しになってしまいます。だからこそ、しっかりとした良質な製品をつくり続けていきたいですね。
(小岩井明夫)
 

:: 企業情報 ::

株式会社小岩井商店

〒201-0004 東京都狛江市岩戸北1-7-14

 
 
 
 

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