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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

若い職人を育て建設業を
夢を持って働ける業界に

 

従業員の資格取得を支援

 
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宮地 高齢化による人材不足はどの業界でも課題となっています。建設業界は特に顕著らしいですね。
 
高橋 はい。私は異業種からの転職なので、最初はこの業界の年齢層の高さに驚きました。しかも職人の数は少なく、一般企業を定年退職された方や離職した方が多い。人手が足りないから、それでも雇わざるを得ないのです。
 
宮地 私、誤解していました。工事現場のような肉体労働に就くのは、体力に自信のある若い方が多いと思っていたのに。
 
高橋 昔はそうだったようです。でも、最近の若い人は、汚れる仕事を敬遠する傾向があります。土木工事の作業は泥だらけになりますし、労働時間も長いですから、嫌がるのでしょう。でも最近は建設業界も、福利厚生がしっかりしてきたし、業務改善で事故も減り、働きやすくなっていることを若い人に知ってもらいたいですね。
 
宮地 そうした中で、御社には若い人材が集まっている。集まってきたのは自然だとしても、定着率が良いことには理由がありそうですね。
 
高橋 資格取得を応援していることでしょうか。建設業界にはさまざまな資格があって、今の時代、資格がないと何もできません。ただ、若い人は自分でお金を払って、かつ休日を費やしてまで資格を取ろうとは思いません。だから、会社がバックアップしてあげればいいんです。仮に弊社を辞めることがあっても資格は一生ものですから、生涯、資格を取得する機会を提供した私と会社のことを忘れないでいてくれると思います(笑)。
 
宮地 自分のステップアップを支援してくれる会社なら、頑張って働こうと思えますよね。
 
高橋 私は従業員にこう言っているんです。「資格は確かに役立つものだけれども、それだけではダメだ」と。「技術は二の次、最も大切なのは人と人とのつながり」にあると私は思っているので、そのように伝えています。
 
宮地 人間関係を構築することが、社会人としては最も重要だと。
 
高橋 そのとおりです。高い技術を持っている人なら、最初は引っ張りだこでしょう。ただ、技術が高くても信頼に足る人物でなければ、誰からも声がかからなくなる。逆に多少は劣っていても一緒にいたら楽しい、信頼できる。と相手に思ってもらえたら、いつでもどこからでもオファーがあるんじゃないかと。
 
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宮地 確かに、どんな仕事においても人間関係は大切ですね。芸能界でも、役者としての演技力や外見以上に人柄が物を言うことがあります。
 
高橋 役者さんの演技力は長年、お仕事を続けることで増していくものですよね。同じように、建設業も長年勤めていれば技術は自ずと身につくものです。でも、人とのつながりとなるとそうはいきません。
 
 
 
 

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