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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

紙媒体からデジタルまで
すべてお任せの印刷会社

 

“一点もの”の良質な印刷物に力を入れたい

 
狩野 幅広い事業内容を支えているのは社員さんたちの力があってこそでしょうね。奥村印刷の社員はここがすごいというところを教えてください。
 
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奥村 一番の特色は、一人ひとりが自立した考えを持って仕事に取り組んでいることでしょうか。例えば、「できることをするのではなく、できないことをする」が今期の経営方針なんです。要は自分の持ち場の仕事だけに満足せず、編集なら編集以外のこともやってみようと。それくらい前向きな姿勢を期待していたところ、こちらから言わなくても、みんなが率先して動いてくれていますから、頼もしいですよ。
 
狩野 ルーティンの繰り返しや指示待ちではなく、一段上の仕事を目指そうということですね。よくわかります。若手のプロ野球選手を見ていても、小さくまとまって「自分はこれでいい」と思ってしまうと、そこからレギュラーを獲るところまで伸びていけないものです。成長する選手は監督やコーチに指導されなくても自分で次の課題を見つけてきて、もっとこう動いたほうがいいかな、とか勝手にやり出しますから。
 
奥村 自分から動いて、結果的に失敗したっていいんです。失敗を恐れずチャレンジすればいい。何かあったら、その尻拭いはトップである私がやりますから。
 
狩野 素晴らしいですね! 社員をとても大事にされているのが伝わります。
 
奥村 かけがえのない財産ですからね。社員がちょっとでも体調が悪いと聞けば、業務中でも「すぐ病院に行っておいで!」と言いますよ。会社も社員にとって一つの家庭だというのが私の考え方で、お互い家族だと思えば気遣うのは当然ですし、本音で言い合うこともできます。
 
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狩野 チームワークが深まれば、仕事においてもプラスでしょうからね。
 
奥村 ええ。普段から心配りが身についていれば、お客様に対しても丁寧な仕事ができると思います。ただ注文通りに進めるだけでなく、もし、お客様の側にミスがあればそれを未然にチェックできることも信用につながりますからね。
 
狩野 心配りができる社員がいてこそ、得意先第一主義が貫けるんだと思います。事業の今後についてはどのようにお考えですか。特に力を入れたい分野などあるでしょうか?
 
奥村 先ほども触れましたように、今は大量の印刷物の注文が来る時代ではありません。ですから、自費出版や記念誌など、一点ものや少量の印刷にも質にこだわったものをつくっていきたいです。それができる社員がそろっていますから、自信を持ってやっていこうと思います。
 
狩野 伝統ある会社の良いところを残しつつ、時代のニーズにも果敢に対応していこうとする姿勢が素晴らしいですね。これからのますますの発展に期待していますよ!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
得意先第一主義を貫き、「いいものを仕上げてくれた。早く仕上げてくれて助かった」と喜んでいただいたときが一番嬉しいです。それを実現できるのは社員たちのおかげ。仕事が終われば家庭という“家”に帰りますが、社員も私の家族。どちらも自分の“家”なので、帰るのが楽しいのは当然です(笑)。
(奥村直謙)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 奥村印刷株式会社
■ 本社 〒545-0023 大阪府大阪市阿倍野区王子町1-11-17
■ 事業内容 印刷物の企画・制作・印刷・製本・加工
■ 創業 昭和2年4月
■ 従業員数 18名
■ 主な取引先 株式会社クボタ/株式会社新興出版社啓林館/小太郎漢方製薬株式会社/株式会社ビデオリサーチ/有限会社フジメディカル出版/その他30余社
■ ホームページ http://www.okuprint.co.jp
 
 
 
 

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