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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

親と子の心に寄り添う温かく家庭的な保育園
mamatoco株式会社 代表取締役 表原香奈子

 
プロフィール 高知県出身。3歳の時、父親の仕事の都合で大阪府大阪市に移り住む。短大卒業後と自身の子育てが一段落を迎えた頃に保育園に勤務し、より家庭的な保育の重要性を感じる。その後、自身が乳がんにかかったことや、自治体による家庭的保育事業がスタートしたことなどが重なり、独立を決意。2012年にmamatoco(株)を起業し、形態の異なる4つの保育園を運営している。【ホームページ
 
 
 
大阪府大阪市西区で4つの保育園を運営するmamatoco(ママトコ)株式会社。代表取締役の表原香奈子氏は、「子ども一人ひとりにはもちろん、その保護者にも寄り添った温かい家庭的な保育が大事である」という。自身の子育てや大病を克服した経験をもとに「あらゆる女性の味方でありたい」と、深い愛情をもって事業に取り組む表原社長が保育に込めた思い、そしてこれからの展望について語っていただいた。
 
 
 

温かい家庭的な保育園を目指して

 
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インタビュアー 八木裕(野球解説者)
八木 病児・病後児保育を専門とした「キッズケアはなぞの」をはじめ、4つの保育園を運営するmamatoco株式会社さんにお邪魔します。まずは、各保育園の園長先生でもいらっしゃる表原社長の歩みからお聞かせください。
 
表原 生まれは高知県で、3歳の頃大阪府大阪市に移り住みました。大学を出て1人目の子どもを出産するまでの間と、子育てが一段落した後、保育園に勤務していた経験があります。前職で勤務していた保育園は園児が300人越えの就学前までの保育園で、すべての園児や保護者に配慮を行き届かせるのは難しいと感じました。そこで、せめて低年齢児の間は、お子さんだけでなく産後間もない親御さんの気持ちにも寄り添った、温かい家庭的な保育園が私の理想だと思ったんです。
 
八木 温かい家庭的な保育園ですか。素敵なお考えです。それで独立を決意なされたと。
 
表原 ええ。独立の大きなきっかけは、私が乳がんになったことでした。当時、医師からは治療後に再発する可能性が高いと言われました。それなら、残りの人生の夢を形にしたいと決意したんです。ちょうどその頃、子どもも結婚し、孫も生まれました。さらに、子育て支援充実のために定められた家庭的保育事業、いわゆる保育ママ制度がスタートしたことで、自治体から認可された保育者が、乳幼児数名のお子さんを預かる小規模な保育園が大阪市に認可されるようになりました。そこで、自分が理想とする小規模で家庭的な保育事業を始めるには良い機会だと考え、2012年に起業したんです。
 
 
 
 

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