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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

サポートを求める人に親身に寄り添う生活支援
Shien'ya株式会社 代表取締役 菊川裕介

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 総合生活支援サービスを手がけるShien'ya(シエンヤ)株式会社さん。まずは業務内容を教えてください。
 
菊川 業務委託での清掃や高齢者の介護予防を行っています。介護予防とは、高齢者の方が介護を必要としない自立した生活を送れるよう、早期の予防策を打っておくことです。例えばDIYのご依頼であれば、高齢者の方にメインで作業していただき、弊社は必要な材料や道具を一緒に考えたりそろえたりして、お手伝いをします。
 
畑山 代わりに作業をするのではなく、あくまでも依頼者の作業を支援するのが重要だと。
 
菊川 はい。依頼者様の支援に加え、障がいを持った方が働くための支援も行っています。私が以前、障がい者施設の職員をしていたとき、私と一緒にお風呂掃除をしていた知的障がい者の方が、浴室の角の部分に強いこだわりを持ってきれいに磨いていました。その方の清掃に長けた能力を見て普通の人にはない強みを感じた私は、それぞれの個性を活かして働ける場をつくろうと考えたんです。
 
畑山 サービスだけでなく働く場としても支援する。素晴らしいです。独立には、どんな経緯があったんですか?
 
菊川 私は中学卒業後に型枠大工として働いていました。その後何度か転職する中で、32歳で“めでたく”アルコール依存症となり、入院治療を受けることになったんです。当時の私は生活保護を受けており、退院後しばらくは、社会の皆様のおかげで自助グループの活動に専念できました。そして退院8ヶ月後に、面接を受けた障がい者入所施設が快く受け入れてくださいました。そこで週1日から勤務を始めて、1年8ヶ月支えていただき受給停止になりました。
 
畑山 壮絶な過去ですね。社会復帰できたときは、感無量だったでしょう。
 
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菊川 ええ、本当に胸がいっぱいでした。そして、今度は自分が受けた恩を社会に返したいと思い、活き活きとした明るい社会づくりを目指して2018年3月に弊社を設立。同年4月に開業しました。私はかつての自分のように依存症に陥ってしまった方や、障がいや病気などで“今”苦しんでいる方にこそ支援が必要だと考えています。そのためにも、より多くの方々に弊社の存在を知っていただきたいですね。
 
畑山 ご自身の経験があるから、支援を必要とする方々へ寄り添える。菊川社長は今後も多くの方に必要とされると思います。ビジネスは世のため人のためになってこそ。これからも頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分が幸せでなければ、人を幸せにはできないと考えています。ですからまずは、志を持って自分が幸せになり、スタッフが幸せになり、そしてお客様が幸せになれるよう貢献していけたら仕事は楽しいと思います。
(菊川裕介)
 

:: 企業情報 ::

Shien'ya株式会社

〒565-0851 大阪府吹田市千里山西5-10-1 高島ビル2F

ホームページ
http://shienya.com

 
 
 
 

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