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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 静岡県出身。東京女子体育短期大学で保健体育を学び、卒業後はスポーツクラブでインストラクターを経験。出生時のトラブルで息子が障がいを抱えてしまい、生後15日目からリハビリをすることに。その中で得た気付きをきっかけに、2017年に(株)バタフライ・エフェクトを設立。「放課後等デイサービスぱれっと」の運営を開始した。児童指導員、公認初級障がい者スポーツ指導員などの資格を持つ。【ホームページ
 
 
 
人間の心と身体がもっとも成長するのは、小学生から高校生にかけての柔軟な年齢だ。スポーツをはじめ様々な体験を通して将来の糧となる経験を培うことは、障がいを抱える子どもたちにとっても大切なことなのである。「放課後等デイサービスぱれっと」は、スポーツの他、畑での土いじり、クラフトなど多くの体験の機会を提供。子どもたちの可能性を引き出す支援を行っている。
 
 
 

成長期の体験を重視する施設

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 株式会社バタフライ・エフェクトさんが運営する「放課後等デイサービスぱれっと」では、障がい者のスポーツに注力しているそうですね。スポーツに力を入れているのには、理由があるのですか?
 
福井 生まれもって障がいを抱えた息子がいまして、2歳の頃からスイミングに通わせていました。彼が特別支援学校の中学部に入ったとき、体育教師だった大原要介先生と出会ったことが、今につながっています。
 というのも、息子が陸上競技を始めることになり、陸上チームの清水ACに受け入れていただいたんです。日々練習を重ねる中で、大原先生は息子を全国大会へと導いてくれました。息子はその後、自転車競技に出合い、現在はパラリンピックを目指しています。それまで私は、「障がいをもって生まれてきた時点でスポーツとは無縁だ」と思っていました。でも、息子がスポーツを楽しむ姿を見続けてきたことで、子どもの可能性は無限大だと感じるようになりました。それがスポーツに力を入れている理由です。あと、私自身もスポーツが好きで、夢が体育教師だったんですよ(笑)。1年半ほど放課後等デイサービスの施設で働いた経験も役立っています。
 
石黒 ご自身でもデイサービスの仕事を経験し、気付きがあったからこそ、独立なさったんですね。
 
福井 はい。お預かりする6歳から18歳の子どもたちって、精神的・身体的に成長する大事な時期だと思うんです。私の息子は、その時期に様々なスポーツを体験し、楽しんでいました。それで、スポーツを通じて、たくさんの子どもたちの成長を間近でもっと見ていたいと思ったんです。それに合わせて、お預かりする子どもたちのために何かできることはないかと考えた結果、スポーツを取り入れた放課後等デイサービス施設を開設することを決めました。一緒に働いてくれるスタッフと出会えたことも大きかったですね。
 
石黒 私も子育てをしているので、子どもたちの成長を近くで見守りたい気持ちは、よくわかります。
 
 
 
 

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