塩飽 こういった仕事をしている地元の先輩に声をかけてもらい、手伝うようになったことがきっかけです。当初は独立を考えていませんでしたが、「自分でやってみたらどうだ」と勧められるようになって初めて経営に興味を持ち、独立するに至りました。
時東 これはあくまで私の個人的なイメージなのですが、ゴミや遺品を扱うということで、もしかしたら仕事内容に葛藤する人もいるのではないかなと・・・。そのあたり、塩飽代表はいかがでしたか?
塩飽 そうですね。最初にゴミ屋敷の現場を見た時は、確かに衝撃を受けました。でも「どうしてこうなったんだろう?」と考えた時、精神的・身体的な疾患が原因であることもあると知り、それからはわりとすんなり納得して仕事に当たることができました。ただ同じ片付けでも、遺品整理で出向く孤独死の現場はやはり壮絶なものがありまして。ですから、当初はそのようなお仕事はお受けしないつもりだったんです。
時東 そこからどうやって、気持ちを切り替えて請け負うようになったのでしょう。
塩飽 正直なところ、最初は事業を継続させるに当たり、必要に迫られて遺品整理にも取り組み始めたんです。でも、件数を重ねながらいろいろなことを経験していくうちに、「これは意義のある仕事なんだ」という思いが芽生えていきました。
時東 実際に経験されたことで視野が広がり、考え方にも変化が表れたんですね。このお仕事をするうえで、どんなことを重視されていますか?
塩飽 一番重視しているのは、不用品を安易にゴミにしないこと、です。そのため、回収した不用品はきちんとした知識のもと、リサイクルや寄付につなげることで、ゴミとして捨てる際にかかる処分代も押さえています。エコを重視しつつ、いかに安くお客様にサービスを提供できるか、それを常に考えていますね。ゴミ処理の技術は日々進歩しているので、新しい情報にも常にアンテナを張っているんですよ。
時東 実際に経験されたことで視野が広がり、考え方にも変化が表れたんですね。このお仕事をするうえで、どんなことを重視されていますか?
塩飽 一番重視しているのは、不用品を安易にゴミにしないこと、です。そのため、回収した不用品はきちんとした知識のもと、リサイクルや寄付につなげることで、ゴミとして捨てる際にかかる処分代も押さえています。エコを重視しつつ、いかに安くお客様にサービスを提供できるか、それを常に考えていますね。ゴミ処理の技術は日々進歩しているので、新しい情報にも常にアンテナを張っているんですよ。