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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 北海道出身。父親の転勤にともなって、中学生のときに東京へ。学業修了後は、日東工器(株)に就職。品質管理・営業・開発営業に携わった。独立願望を強くもっており、友人4人と少数精鋭の機械部品メーカーを設立。開発営業を担当した後、これまでの経験を生かして2012年8月に、(株)ニノックを創業した。社会に貢献できる製品の販売に力を入れている。【ホームページ
 
 
 
機械工具メーカー出身の竹花敬氏が代表取締役を務める、株式会社ニノック。取り扱う製品は、どれも独創的で他社ではなかなか目にすることがないものばかりだ。そんな製品を扱う背景には、顧客に対する思いやりがある。商売相手に対してメリットがあるものだけを販売するというスタンスを貫き、自信のある製品を顧客に提供。それほどまでに竹花社長を突き動かすものは何なのか。事業に懸ける思いをうかがった。
 
 
 

独創的な製品の開発営業

 
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インタビュアー 相原勇 (タレント)
相原 御社では、結露防止器や文化材専用の収納箱など、非常に珍しい製品を取り扱われているそうですね。どういった製品になるのでしょうか?
 
竹花 そうですね、他社ではあまり取り扱っていない、弊社ならではの独創的な製品だと思っています。結露防止器というのは、電気を一切使用することなく、箱の中の湿度を調整できるもの。自動湿度調整機能が付いており、湿度変化による空気の膨張・収縮を利用して湿度を一定に保つことができるんです。
 
相原 なるほど。これ1つあれば除湿をしてくれるということですね。
 
竹花 はい、その機能を応用して開発したのが、こちらの「DPボックス」と呼んでいる、貴重品、骨董品専用収納箱です。結露防止器を内蔵にすることで、箱内の湿度を能動的に湿度調整し、ゴミや害虫の侵入も予防する設計になっていますから、骨董品や貴重品、貴金属の保存に使っていただける製品なんですよ。
 
相原 変色しやすい貴金属類もキレイな状態で保存しておけるんですね。メンテナンスなどをする必要はないんでしょうか?
 
竹花 ええ、メンテナンスは必要ありませんし、電源・電気も一切必要ありません。それで20年以上は使えるので、記念のトロフィーやメダルなどの光沢を長期的に維持する他、巻物や絵画などの保管にも使えますし、あらゆる貴重品にぴったりなんですよ。