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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。大学卒業後、大手総合人材サービス会社に就職。2012年に独立し、総合人材サービスの(株)ラブキャリアを設立した。会社が軌道に乗ったところで社会貢献について考えていく中、就労移行支援を知る。総合人材サービスとの親和性があれば、社会貢献性も高まると考えて挑戦を決意。2016年7月、(株)LPHを立ち上げた。【ホームページ
 
 
 
障がいを持つ人の就労問題。「働きたい気持ちはあるのだけれど・・・」という声はよく聞かれる。では、働き口がないかというとそうではないようだ。「雇用したいと考えている企業は多い」と語るのは、株式会社LPH(エルピーエイチ)の山本恵嗣取締役社長。就労問題の根本には、「障がい者と企業をマッチングさせる機能の少なさ」があると言う。お互いに歩み寄り方を知らなかった障がい者と企業――その両者を橋渡しするのが、就労移行支援事業所「カレント」だ。
 
 
 

人材サービスのノウハウをフルに活用して

 
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インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 LPHさんの運営する就労移行支援事業所「カレント」さんは、カラフルな椅子が映える素敵な空間ですね! それに、大きな水槽も印象的です。本日は、山本社長と、アクア事業部アドバイザーの宮田守さん、そして、グループ会社の株式会社ラブフェアの堤健治取締役に話をうかがいます。まず、山本社長がこの事業を始めたきっかけからお聞かせください。
 
山本 2012年に始めた人材サービス会社が安定期に入ったので、福祉的就労分野での社会貢献を考えて立ち上げました。就労移行支援事業を選んだのは、人材ビジネスに深く携わる中で、障がい者の雇用に悩む声をよく聞いたからです。働きたい障がい者の方がいて、雇いたいと思っている企業があるのに、両者がうまく巡り合えていなかったんですね。
 
宮地 ということは、障がいを持った方の働き口が足りていないわけではないのですね。
 
山本 むしろ、求めている企業が多いくらいです。ただ仲介、間に入ってくれる人が足りていない。両者とも、川を挟んでため息をついているような状況だったんですよ。
 
宮地 懸け橋がなかったのか。確かに、その問題解決に人材サービスのノウハウは役立ちそうですね!