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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 相原勇(タレント)
相原 小林社長は工学博士だとうかがいました。
 
小林 はい、2004年から2015年まで、帝京平成大学にて教鞭を執り、臨床工学技士を育ててきました。臨床工学技士とは、病院内にある人工呼吸器や人工心肺装置、血液浄化装置など、医療機器の操作やメンテナンスをする医療職です。
 
相原 では、教職を離れられてから起業なさったのですね。
 
小林 いえ、この会社は1997年に創業したものです。私は大学卒業後、システムエンジニアとして大手に2年、医療機器ベンチャーに4年ほど勤めました。その後、青年海外協力隊でパプアニューギニアに滞在し、教育局の情報システムの運用を担当。帰国後、医療機器に組み込むプログラムの開発業務等で当社を立ち上げまして。しかし、大学の附属病院などで用いられる研究用プログラムの開発業務を行っていたところ、大学での業務が多忙になり、会社を休眠させていたのです。
 
相原 そうでしたか。現在はどのようなお仕事を手がけておられるのでしょう。
 
小林 1つは臨床工学技士国家試験演習サイトの運営ですね。これは、国家試験を受ける方が、パソコンやスマートフォンで問題演習を行うためのプログラムでして。無料会員は一部の機能に制限があるものの、どなたでもご利用になれますよ。
 
相原 スマートフォンで利用できるなら、場所や時間を選ばず勉強ができますね。
 
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小林 はい。また、医療用の機器も開発しています。例えば、障がい者向けの万能赤外線リモコンは、マウス操作で周囲にあるテレビやDVD、エアコンなどの操作が簡単に行えるんですよ。その他、透析モニターや医療機器監視装置、さらに心臓発作を予知・通報するシステムを開発しているところです。
 
相原 私が趣味で参加するトライアスロンでは、屈強なアスリートであっても、レース中に心臓発作を起こす人がいます。
 
小林 心臓発作は手遅れになりやすい病気ですからね。私が開発しているのは、わずかな予兆を予知するシステムです。心臓のペースは交感神経と副交感神経が管理しているので、その情報を解析し、予兆を発見したら通報します。
 
相原 それは画期的なシステムですね。小林社長は、工学博士であると共にプログラマーでもいらっしゃる。医療の知識にも長けていらっしゃいますから、様々な業界からひっぱりだこでしょう。
 
小林 ありがとうございます。ブランクが長かったので、過去に開発した商品を刷新していくことを最優先課題として取り組んでいきたいですね。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
思った通りに機械が動いた瞬間は楽しいですね。だから、プログラミングの仕事が好きなんです。
(小林郁夫)
 

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