音楽ライフを支援する
防音専門の不動産事業
川村 経験があるから、お客様のお悩みを理解できる。しかも、既存の防音物件を仲介するだけでなく、高品質で安価な防音室の工事まで手がけてくれるとなれば、いろいろなニーズに応えられますよね。お客様も安心して御社にお任せできるでしょうね。
彌永 ありがとうございます。当社には、「普通の不動産会社では自分たちの要望を理解してもらえず困っている」 というお客様が大勢いらっしゃいます。私の場合は音楽家の気持ちやニーズを理解できますので、お悩みに応じた対応が可能です。たとえば、お客様が演奏される楽器がピアノなのか、ドラムなのか、またプロなのかアマチュアなのかによって防音室の選び方も変わってきますから、それに基づいて最適な部屋をご提案させていただくことができるんです。
川村 演奏家の方にとってはとても頼りになりますよね。私も舞台の発声練習をする時は稽古場やカラオケボックスに行きますけど、そういうところって練習できる時間帯が決まっていて。そんな時は、「自宅にいつでも練習できるスペースがあればいいなぁ」 と思うんですよ。やっぱり、自分が 「練習したい」 時に練習できるのが、一番いいと思うから、そんな練習環境を用意してくれる御社のサービスは非常にありがたいと思います。
彌永 本来音楽は 「音を出したい」 と思った時に出せる環境が一番です。しかし、「22時以降は音を出してはダメ」 という賃貸物件に住んでいたら、ストレスになってしまいます。そんな時にも先ほどの組立式防音室があれば、何時でも演奏できるようになるので、重宝いただいています。
川村 たくさんの演奏家さんを支援するために、他にやりたいと思われていることはありますか？
彌永 直近の目標としては、音楽に特化したシェアハウスをつくりたいと思っています。音楽を志す人たちが集まり、気兼ねなく演奏ができる環境を提供したいですね。長期的には、小さなクラシックホールをつくりたいです。私もホールを借りるのに苦労しましたので、リーズナブルな価格で提供することによって、皆さんが気軽に、しかも自分たちの手でコンサートを主催できると思うんです。こういう活動を続けることで、私の好きなクラシック音楽を、誰にとっても身近なものにしたいですね。
川村 ぜひ実現に向けて、今後も頑張ってくださいね！
「仕事を楽しむ」とは‥
自分自身の考え方を変えることで、自ら選んだ道を楽しむことだと思います。人生は選択の連続。しかし、どんな方向に進んだとしてもそれは結局、自分自身が選んだ道ですからね。
（彌永耕一）
