プロフィール 福岡県出身。転勤族だった父とともに幼少時にアメリカ、名古屋などを転々とし、学齢期を迎える頃から東京に定住。最初に就職した下水道設備保守会社に12年間勤続し、取締役にまで上りつめた。しかし、社内の事情により退社。在職中より慕ってくれた後輩社員の期待に応える形で平成18年に（株）ケーズブレインズを設立。他にも参集してくれた社員と顧客が多く、磐石の信頼をもとに事業を発展させている。
「顧客第一主義」 を謳う企業は多いが、本当に真剣になってその言葉を全うしようとしているかどうかは、社内の人間が一番よく見ている。時に自己犠牲も伴うほど強烈な 「顧客第一主義」 を貫き、従業員からも信頼を集める経営者がいると聞き訪問したのが、環境調査事業を主に手がける株式会社ケーズブレインズだ。代表取締役の西尾健一郎氏に、顧客や従業員に注ぐ熱い想いの丈をうかがった。
環境調査を主業務に
各種設備のメンテナンスサービスを展開
インタビュアー 矢部美穂（タレント）
矢部 株式会社ケーズブレインズ代表取締役の西尾健一郎氏にお話をお聞きします。まずは業務内容からご紹介ください。
西尾 メイン業務は環境調査です。主なクライアントは官公庁や地方公共団体、大手建設会社様などで、大気汚染調査、室内環境調査、アスベスト、土壌汚染、河川、騒音・振動調査など幅広く対応させていただいております。ご要望により専門調査員を派遣し、データ収集から解析、資料の提出までさせていただくものです。
矢部 環境に対する関心が高まり、エコに注目が集まる時代ですから、かなり引き合いが多いのではないでしょうか。
西尾 そうですね。環境調査業務についてはおかげさまで、昨今のニーズの高まりを実感しているところです。他にも、下水道設備や空調、換気、衛生設備の調整やメンテナンス業務も実施しています。下水道設備の保守業務については、日本全国の下水道施設を担当させていただいておりまして、機器設置後の試運転から日常点検まで対応しています。空調や換気設備については、飲食店舗様からのご依頼が多いですね。
