◆温泉と食と本をテーマに掲げる
リトリート施設が湯河原に誕生
歴史ある万葉公園内にリトリート施設がオープン
在宅勤務が増えるなど、デスクワーク中心の日々が続いていると、忙しさから解放されて、自然の中で1日中好きなことをしてのんびり過ごしたい・・・なんて、現実逃避したくなりますよね。かといって、宿泊を伴う旅行となると、準備などもやや大がかりになり、どこか腰が引けてしまう気持ちも。そこで、今回は今夏グランドオープンしたばかりの、日帰り温泉施設を備えたリトリート施設をご紹介します。
日本でも有数の温泉地、神奈川県の湯河原。古くから湯治場としても親しまれ、多くの文学作品にも登場しています。都心から1時間半とアクセスも良好なこの湯河原の万葉公園内にこのたび誕生したのが、リトリート施設「湯河原惣湯 Books and Retreat(ブックスアンドリトリート) です。
湯河原惣湯 Books and Retreatでは、温泉と食と本をフィーチャー。森を感じながら、湯で緩み、食で満たされ、本に没頭する自由な休日――そんな贅沢な体験ができる、癒しのスポットに注目してみました!
◆カフェで食事と本をチョイスし
公園内の好きな場所で読書を
4月に先行オープンした「玄関テラス」
湯河原惣湯 Books and Retreatは、先行して4月にオープンしたテイクアウト専門のカフェやコワーキングスペースなどから成る「玄関テラス」と、8月31日にオープンを迎えたばかりの日帰り温泉施設「惣湯テラス」の2つのエリアで構成されており、豊かな自然の中で湯河原の湯と季節の食を満喫しながら、寛ぎの時間を過ごすことができる施設となっています。
玄関テラス1階のカフェでは、鎌倉を拠点に活動する料理研究家、赤城美知子氏がメニューを監修。新鮮なまぐろをコンフィにした自家製ツナにハーブを効かせたサンドイッチをはじめとした数種のサンドイッチやホットドッグ、手づくりのマフィンといった、公園内で食べるのにぴったりなメニューがそろっています。ドリンクも、湯河原産の柑橘ジュースやコーヒー、ワインなど充実。木のトレーやペーパーバッグもスタンバイしているので、自分のお気に入りのスポットでピクニック気分が味わえるのも嬉しい限りです。
カフェでは、小説やエッセイ、レシピブック、絵本まで、多岐にわたる本をセレクトし、貸し出しを行っています。ジャンルも湯河原にゆかりのある人物や歴史にまつわるものから、植物や食と、多種多彩! こちらの本も公園内に持ち出しが可能なので、コーヒーとサンドイッチを片手に、渓流沿いでのんびり読書に耽ってはいかがでしょうか。
玄関テラスには、誰でも利用できる足湯が
玄関テラス1階のカフェでは本も貸し出しも行っている
自家製ツナや焼き立てオムレツなどのサンドイッチ
スコーンやマフィンなど、公園で食べたいメニューがそろう
◆森の中の日帰り温泉施設
良質な湯で心身を癒す
サンドイッチを持って、渓流テラスで読書はいかが?
万葉公園内の、以前は町のプールや足湯施設として地元の人日にも親しまれてきた場所が、8月31日、日帰り温泉施設「惣湯テラス」として新たにオープンしました。豊かな緑を間近に感じられる惣湯テラスは、予約も可能。2種類の露天の源泉かけ流しの温泉があり、じっくりと心身の疲れを癒せそう。
また、惣湯テラス内のダイニングでは季節の素材を活かした、シンプルで滋味豊かな料理をゆったりと味わうことができます。季節の変化を感じながら良質な湯と食事で英気を養うひと時は、至福の時間と言えるでしょう。
つくりたてのサンドイッチやコーヒーをお供に、木漏れ日やせせらぎを感じながら、時にまどろみながら、本の世界に没頭する喜び。温泉に身を浸し、季節の味に舌鼓を打つ贅沢。湯河原惣湯 Books and Retreatで1日過ごすことで、日常がリセットされ、また新たな1週間への活力を養えるはず。普段頑張っている自分へのご褒美として、週末のリトリートに、湯河原惣湯 Books and Retreatを訪れてみてはいかがでしょうか。
湯河原惣湯 Books and Retreat
〒 259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上566 (万葉公園内)
TEL 0465-43-7830(代表)/0465-43-8105(惣湯テラス専用)
営業 惣湯テラス 10:00~20:00
玄関テラス 10:00~17:30
定休日:毎月第2火曜日
https://yugawarasoyu.jp/