東口 私は香川県の小豆島で生まれ育ち、大学進学の際に関西へ移り住みまして。その後会社員として営業で走り回りながら、趣味のウインドサーフィンにも打ち込みました。やがて50歳を迎え将来を考えるようになり、会社勤めではなく自分の力で未来を切り開こうと思い、大好きだったいちごの栽培を始めようと決意し、退職金を元手に香川県で農業を始めたんです。ただ、最初に借りた農園では十分に収穫できず、コストがかかりすぎてなかなか軌道に乗りませんでした。それでも私は行動力を強みに勉強を重ね、香川県高松市で2番目くらいの規模になりましたが、すべて賃貸でハウスからハウスまでの距離もあるので、将来を考え、もっと楽しみながらいちごを育てたいと思い、この三田市に移住し自宅の横で観光農園を開くことにしたんです。
亀山 会社員からいちご農家へと転身され、着実にノウハウを身に付けて実績を上げてきたんですね。50歳で新たな道に挑戦するのはなかなかできることではないですから、東口代表の行動力に驚きました! 移住してからの生活はいかがですか?
東口 当農園と掛け持ちで高松市にあるいちごハウスも運営し、そちらでは農協へ出荷するためのいちごを栽培していまして。週に2回は午前2時に起きて香川まで車を走らせています(笑)。また、私はいちごをつくることが好きで、自宅にも苗を持ち帰って受粉したりして遊んでいます。
亀山 好きなことに没頭し研究熱心な姿勢、まさにいちごマニアですね! その努力が見事な農園に結実しているわけだ。
東口 当農園と掛け持ちで高松市にあるいちごハウスも運営し、そちらでは農協へ出荷するためのいちごを栽培していまして。週に2回は午前2時に起きて香川まで車を走らせています(笑)。また、私はいちごをつくることが好きで、自宅にも苗を持ち帰って受粉したりして遊んでいます。
亀山 好きなことに没頭し研究熱心な姿勢、まさにいちごマニアですね! その努力が見事な農園に結実しているわけだ。