ハウスクリーニングをはじめ遺品・生前整理、造園などの事業を展開するN.A Group(エヌエーグループ)。屋号の“グループ”には、型にはまらず多様なサービスを提供するというコンセプトが込められている。その根幹には「関わってきた一人ひとりに恩返しを」という阿部順也代表の思いがある。声がかかれば、国有地の施工から河川の清掃まで厭わない。新たに電気設備工事に関わる専門資格の取得にも挑戦中の阿部代表に話をうかがった。
社名に込められた思いを信念として
阿部 はい、2024年9月に創業したばかりです。まだ新米会社なんですよ。
嶋 まさに、これからといったところですね! まず、阿部代表が会社を立ち上げた経緯から教えていただけますか。
阿部 これまで私は、建築や電気工事、介護、警備などさまざまな仕事を経験してきました。それらの中で、最も一番自分の力を発揮できるのがハウスクリーニングだったんです。この身一つでこなせる分野でもあったので、思いきって独立しました。
嶋 お仕事経験が豊かだなぁ。どんな分野の困り事でも解決してくれそうな頼もしさを感じますよ! では、あらためて現在の事業内容をお聞かせください。
阿部 ハウスクリーニングに付随して、遺品整理や生前整理も展開できると考えて届け出を出しました。また妻の知り合いの造園業の方を手伝う中でノウハウを学び、11月には造園業も業務に新たに追加したところです。こうやって一つの型にはまらない事業を今後も展開できるようにと考え、「Group」と屋号に入れたんですよ。