B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

西洋医学と漢方の融合で 地域のかかりつけ医に!
しょうこ内科クリニック 院長 中山聖子

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 石黒彩 (元モーニング娘。)
石黒 2024年12月に富田林市で開業された、しょうこ内科クリニックさん。まずは、中山院長のこれまでの歩みからお聞かせください。
 
中山 私は小さい頃から重度のアトピー性皮膚炎で、あらゆる病院にかかり治療に努めてきたんです。それが漢方を扱う山本巌先生との出会いで症状がみるみる改善されました。「薬でこんなに体が変わるんだ」と衝撃を受けた私は、医学に興味を持ち医者の道に進むことを決めたんです。医学部を卒業後は母校の大阪医科大学(現:大阪医科薬科大学)附属病院や近畿大学病院で血液がん、サイトカインの研究をしつつ、血液内科医として臨床医療に従事してきました。
 
石黒 血液内科とは、初めて耳にしました。どのような疾患を取り扱っているのでしょう?
 
中山 血液内科は、貧血、白血病やリンパ腫などの血液がん、特発性血小板減少性紫斑病など免疫異常に伴う血液疾患などが対象になり、骨髄移植、抗がん剤治療、免疫療法など最先端医療に携わってきたんです。
 
石黒 専門性の高い分野で長きにわたり医療に向き合ってこられたのですね。そして、これまでの経験や技術を大いに生かしてクリニックを立ち上げられたと。
 
glay-s1top.jpg
中山 ええ。41歳までは血液内科医として大学病院に勤務していたものの、私が漢方の先生に救われたように、私も悩んでいる方の身近な力になりたいと思い、柏原市のあかし内科クリニックで数年間クリニック業務を学びました。また、たかはし形成外科・美容外科の高橋猛理事長が大学の先輩であり、美容皮膚科医療を教えていただき研鑽を積んだんです。そして、この度自分でやりたい医療を詰め込んだ、しょうこ内科クリニックを開院しました。
 
石黒 しょうこ内科クリニックさんは、中山院長がこれまで経験してこられた集大成というわけですね。