大阪環状線、地下鉄中央線、地下鉄鶴見緑地線の森ノ宮駅から徒歩1分の森ノ宮アクア鍼灸治療院を経営する松本茂文院長は、不妊治療の専門家として「子どもが欲しい」と願う数多くの夫婦に希望をもたらしている。不妊の原因となる乱れた生活習慣の改善。西洋医学との連携。日本初となる妊活専門管理栄養士の在籍など、数々の取り組みで妊活を成功させて明るい家庭を誕生させてきた松本院長。悩み苦しむ女性に「自分を追い込む前に相談に来てほしい」とメッセージを送ってくれた。
会社員から治療家へ転身
松本 大学卒業後、大手企業で働きながら実業団のアメリカンフットボールチームで活動していたんです。その頃は頭痛や腰痛にたびたび悩まされていました。それで病院にかかるも原因がわからず、医者には「治せない」と言われていました。しかし、知人に勧められて通院することになった鍼灸院で、食生活や生活習慣、仕事のストレスが原因だとわかり、通っていくうちに症状が和らいだんです。ただ、私が35歳のときに会社が倒産してしまいまして。それで、興味のあった鍼灸の専門学校に通って柔道整復師と鍼灸師の資格を取得したんです。
石黒 大変な時期を乗り越えた松本院長のバイタリティが素晴らしいですよ。
松本 ありがとうございます。その後、ご縁があって日本で3本の指に入る有名な鍼灸師の平田耕一さんに師事する機会を得て、さまざまな技術・知識を身に付けました。そして、医師がどうにもできない体調不良を鍼灸の力で改善したいという思いで、当院を開業したんです。私は本当にラッキーで、自身のスキルに自信を持つことができているのも、平田さんのおかげだと思っています。