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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

個々の理想を形にする 訪問型のカーテン販売
Comoa 代表 杉村理惠子

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 奈良県を中心にカーテンの訪問販売を手がけるComoa(コモア)さん。まずは、杉村代表の歩みから教えていただけますか?
 
杉村 もともと私はカーテンの資材を販売する会社に勤務していまして。そこでは、カーテンメーカーさんや縫製工場さんなどさまざまな方と関わり、縫製から流通といった業界の事情を知ることができました。その中で疑問を感じたのは、訪問型のカーテン販売が少ないことです。そこで、お客様一人ひとりのお好みに合ったカーテンを提供すべく、2021年にComoaを立ち上げました。
 
畑山 確かに、カーテンの販売というとお客さんがお店に出向くのが一般的ですから、訪問型というのは珍しいですよね。お客さんのもとに向かう際には、車にサンプルなどを積み、お邪魔するようなイメージでしょうか。
 
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杉村 そうですね。当店ではカーテン以外にも、壁紙や窓周りのアクセサリーや、ブラインド・ロールスクリーン・シェードなどの昇降商品、さらにカーペットやラグなど、住空間を彩るアイテムを幅広く取り扱っています。遮熱・断熱といった機能やデザインも多彩で、お客様のご要望、お好みをヒアリングして、カーテンだけで150枚以上のサンプルをご用意しご自宅に訪問していますよ。
 
畑山 150枚以上も! 種類が豊富で目移りしそうです(笑)。でも、訪問なら丁寧なプランニングができますね。
 
杉村 畑山さんのおっしゃる通りで、特に、住まいを新築するお客様は家そのものに目が行きがちで、入居時に「カーテンがない」と慌ててしまうケースが多いんです。また、カーテンは打ち合わせ、生地の選択、採寸、取り付けまで意外に手間と時間がかかりますよね。ですから、多種多様なサンプルを積んだ車でお客様のもとにお邪魔して、新居の間取り、デザイン、家族構成やご予算をお聞きし、最適なカーテンをご提案しています。施工までスピーディに進め、入居時にはカーテンがあるお部屋にすることが、Comoaの役目だと考えています。