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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

法律×芸術で地域貢献
信頼できる行政書士

 
 
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石黒 えっ!? まったく畑違いのお仕事ですね(笑)。
 
前田 そうですね(笑)。実は私も34年間合唱を続けていまして。舞台に立つ演者として、あるいは運営スタッフとして長年携わる中、プロの方との交流も多く生まれました。一つの舞台をつくることの大変さも痛感するようになりましてね。才能のある芸術家が舞台に立つ支援をしたい、そして子どもから大人まで、多くの方々に“生の芸術の素晴らしさ”を知ってもらいたいという思いが募っていきました。そこで同じような思いを持つ地域の仲間と立ち上げたのが、さいたま舞台芸術振興社団なんです。
 
石黒 前田代表ご自身も演者さん当事者だったとは驚きました! 舞台芸術の業界の内側を長く見てきたからこその意見ですね。
 
前田 現代風に言うと“推し活”のような形と言えるかも知れません(笑)。特に力を入れているのが、「オペラシアターこんにゃく座」の公演です。オペラというと、どうしても海外のものであり、お堅いというイメージがあると思うんですよ。しかしこの劇団では、日本語がしっかり届く歌唱表現を追求した独自スタイルのオペラを上演しています。ですから、言葉が聞き取りやすく、ストーリーもわかりやすいので、オペラ初心者の方でも十分楽しめるんです。
 
石黒 パンフレットには、絵本のような絵柄が描かれていて、とてもかわいらしいです。親しみやすい印象で、これなら子どもでも見に行きたくなりますね!
 
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前田 そうだと嬉しいですね。生の舞台の臨場感や感動を、子どもを含めた多くの方に体験してほしいです。そのためにも、企業の担当者の方々に、私たちの活動内容や意義を丁寧に説明し、理解と協力を求める活動にも力を入れています。私自身も演者として活動しているので、企業の協賛が、舞台に立つ人たちの夢を支え、素晴らしい舞台作品を生み出すことにつながると考えると、大きなやりがいを感じていますね。
 
石黒 海外では、芸術活動に対する関心が高く、国家や行政が積極的に支援を行っています。一方、日本ではそういった文化がなく若手の活躍する場はまだまだ限られているのが現状です。私も芸能の仕事に関わって長いので、そういう方々を見聞きする機会は多いんですよ。だからこそ、前田代表のような方が若手芸術家を支援していくことは、素敵な活動だと思います。行政書士としての実績もさることながら、舞台芸術に対する情熱と行動力に感銘を受けました。もはや使命感ですね! 若手芸術家の育成や舞台芸術の振興に、これからも尽力されることを期待しています。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分が納得する仕事をすることです。そして、仕事以外の時間を楽しむために仕事をすることが大事だと思っています。
(前田敏)
 

:: 事業所情報 ::

前田行政書士事務所/さいたま舞台芸術振興社団

〒336-0018 埼玉県さいたま市南区南本町2-7-11

ホームページ
https://saipacs.wordpress.com (さいたま舞台芸術振興社団)