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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

庭管理や伐採のプロ集団 地域のまちづくりに一役
アークグリーン 代表 佐久間浩一

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 千葉真子(マラソン元日本代表)
千葉 庭園管理などを事業にされている、千葉県勝浦市のアークグリーンさんにお邪魔しています。造園業というと、一般の個人宅さんやマンションなどのお庭の管理を手がけておられるイメージです。でも、アークグリーンさんは特殊な現場も多いとお聞きしました。例えばどんなお仕事があるのでしょうか?
 
佐久間 そうですね。最近ですと、見通しの悪い交差点の樹木の伐採を手がけました。
 
千葉 そんなお仕事もあるんですか! 視界が悪いと交通事故の原因にもなりかねないですからね。確かに特殊なお仕事です。
 
佐久間 先日も市原市にある交差点で、高さ20mくらいのケヤキがドライバーの視界をふさいでいるということで、枝の剪定をしてきたところです。他には、県内の釣ヶ崎海岸が東京オリンピックのサーフィン競技会場となった際、砂浜の後ろの土地に芝張りをしました。ざっと3000平米はありましたね。
 
千葉 すごいスケール! 家のお庭の芝でいうと何軒分になるのか気になります(笑)。勝浦市はリゾート地としても有名で、内陸に行くと一面に森が広がっていますよね。そうした緑の管理を引き受けることもあるのですか?
 
佐久間 ええ。今はスギの木の需要があまりないので、伐採して違う種類の木に植え替えたり、近年は台風の被害も心配されているため、大きく育たない木に植え替えたりもしますね。
 
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千葉 千葉県は台風が多いイメージです。そういった地域住民の方々の安心・安全にもつながる災害対策や環境保全のお仕事は、目立たないですが重要なお仕事ですよね。別荘も多いエリアと聞きますから、オフシーズンなどに手入れの注文もありそうです。
 
佐久間 近くに大手企業が保有する別荘地があり、そのうち一つの庭園管理を私たちで行っています。このところ毎年夏の猛暑が話題になりますよね。勝浦はそんな中でも涼しいと評判で、都心から避暑に訪れる方が多いんです。私はずっとここに住んでいるので、なかなか違いがわかりませんけどね(笑)。