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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

訪問看護や老人ホームで
地域住民の生活を支える

 

優秀なスタッフこそが会社の大きな強み

 
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タージン 検見崎社長が考える、御社の強みとはなんでしょうか。
 
検見崎 それは何と言っても、弊社のスタッフたちですね。みんなコミュニケーション能力が高く、自分自身がすべき仕事をそれぞれみんなが理解して動いてくれているので、非常に頼もしく感じています。
 
タージン 優秀なスタッフさんたちに支えられているわけですね。ただ、福祉業界は離職率が高い業界だとお聞きします。その中で、スタッフさんたちが長く安心して働けるように工夫していらっしゃることも教えてください。
 
検見崎 指示や命令をトップダウンでこなすのではなくそれぞれが考えながら行動すること、そして無駄な会議をしないことですね。弊社では、訪問看護、老人ホーム、ケアプランセンター、福祉用具の4つの事業の方針を決めるため、それぞれの部門のリーダーたちと週に一度、会議を行っています。私はその会議を“約束の場”と定めていまして。それぞれがどんな方針で、どんな目標を持ち、どのようにしてそれを実行していくかを約束する。それによって各自が責任感を持って、自主的に考えながら行動するようになるわけです。弊社に所属するスタッフは皆、それが実行できる者ばかりなんですよ。中でもそれぞれの部門のリーダーたちは、私の思いをよく理解してくれて、現場のスタッフたちにもそれをうまく伝えてくれています。しっかりと共有とサポートをしてくれる彼らは、本当に心強いですね。
 
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タージン それは素晴らしい! それぞれが自主的に動ける風通しの良い職場環境ですと、スタッフさんたちの連帯感も高まるのではないかと思いますよ。
 
検見崎 おっしゃる通りですね。実際に弊社のスタッフたちは、とても仲が良いんです。私自身も、あるスタッフに弊社の特色は何かと聞いたところ、「みんなの仲が良いこと」だと言っていました。
 
タージン 検見崎社長ご自身が看護師として現場での経験を積んできたこともあって、経営者としてではなく同じ現場のスタッフとしての気持ちを共有できるのも、円滑にコミュニケーションが図られている理由なのではとも思います。お話ししていると、検見崎社長が言うことに心から協力してあげたくなるようなお人柄を感じますね。