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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

手厚いサポート体制の
グループホームを運営

 
 
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狩野 障がい者の方やそのご家族からの相談にも対応するなど、サポート体制も充実している印象ですね。渡邉代表がお仕事をされるうえで、大事にしていることは?
 
渡邉 利用者様に対して、一人の人として接することです。私は施設の利用者様を、障がい者と思って接したことは一度もありません。ですから、生活を支援する中で、食器洗いや洗濯、部屋の片づけなど、利用者様ができることは自分で行っていただくようにしているんです。何か一つできるようになり、たくさん褒めてもらうことで自信にもつながりますからね。この方針はスタッフたちにも共有し、利用者様が自主性を大事にし、自分自身に自信を持って暮らせる支援を心がけているんです。
 
狩野 利用者さんの気持ちに寄り添った素敵なこだわりだと思います。
 
渡邉 良い支援を行うためには、スタッフの協力が欠かせないと考えています。そこで私は、スタッフたちに福祉に関する資格を積極的に取得してもらい、より広い視野を持って福祉のあり方を考えてほしいと思っているんです。そのために資格手当を手厚く支給するなど、スタッフたちが成長するためのサポートも行っています。
 
狩野 スタッフの皆さんにとっても、ご自身の成長を支えてもらえるのは嬉しいでしょう。最後に今後の目標を教えてください。
 
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渡邉 もっと幅広い障がい福祉サービスを行っていきたいです。世間には、障がい支援を必要とされている方々がたくさんいらっしゃると思うんですよ。それで2024年中に、重度障がいの方を対象とした訪問介護や居宅介護、外出や日常生活を援助する行動援護・同行支援の取り組みをスタートしようと計画しています。
 
狩野 それほどまでに充実した福祉サービスを提供してもらえるとなれば、障がいを持つ方にとって心強いと思います。
 
渡邉 私は障がいを持つ方々が暮らしやすく、やりがいをもって生活できる社会を実現するためにも、ゆくゆくは就労継続支援B型のサービスも提供していきたいと考えているんです。日常生活を支えるだけでなく、障がいを持つ方が楽しく働ける環境づくりにも力を入れることで、障がいを持つ方が幸せに暮らせるよう、これからも活動を続けていきます。
 
狩野 私も今日の話をお聞きして、初めてグループホームがどういうものかを知るきっかけになりました。世間には障がい支援について詳しく知らない方も多いでしょう。だからこそ、政府にはこのような取り組みに対してもっと支援してほしいです。これからも真摯に障がい支援に取り組む渡邉代表を応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
障がいを持っている方のほとんどは本当に素直で優しくて、純粋です。利用者様に癒しをもらいながら、共に日々を過ごす中で利用者様から得られる新鮮な発想や刺激が、私にとってこの仕事の大きな楽しみなんです。
(渡邉洋美)
 

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