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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

新築と古民家の改修で 街づくりにも貢献する
株式会社トット建築 代表取締役 中根健一

 
プロフィール 静岡県浜松市出身。大学卒業後、ゼネコンに就職し、現場監督としてマンションの建設工事などに携わる。3年間勤務したのち、木造住宅を得意とする設計事務所に転職。一級建築士および住宅医の資格を取得し、戸建て住宅の設計や古民家リノベーションのノウハウを5年間ほど学んだ。その後、浜松へUターンし、地域工務店での勤務を経て独立。2023年に(株)トット建築を設立した。【ホームページ
 
 
 
静岡県浜松市を拠点に、住宅や店舗の新築やリノベーションを設計から施工、アフターメンテナンスまで自社で一貫して行う株式会社トット建築。代表取締役の中根健一氏は、古民家や木造住宅の調査・診断・維持管理などのスペシャリストとして認定された建築士である“住宅医”としても活躍している。そのノウハウを生かした古民家や空き家のリノベーションなどを通じて、街づくりにも貢献したいという中根社長に、仕事への熱い思いを聞いた。
 
 
 

ゼネコンと設計事務所で経験を積む

 
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インタビュアー 鶴久政治(元チェッカーズ)
鶴久 住宅や店舗の新築・リノベーションなどを手がける株式会社トット建築さん。中根社長はもともとゼネコンでお仕事されていたそうですね。
 
中根 はい。大学を卒業後にゼネコンに就職し、現場監督としてマンションの建設工事に携わっていました。それから3年ほど勤務したのち、戸建て住宅の設計や古民家の改修などもしてみたいと考えるようになりまして。そこで木造住宅を得意とする設計事務所に転職し、一級建築士の資格も取得しました。
 
鶴久 建設業界に入ろうと思われたきっかけはなんだったのでしょう。
 
中根 実は私の両親が、地元である浜松市で工務店を営んでおりましてね。私も小さい頃から、その道に進もうと考えていたんです。それで、設計事務所で5年ほど勤務した後、地元の地域貢献につながる仕事がしたいと思い、浜松市に戻って実家の工務店で2年半ほど仕事をしました。本来であれば、私が二代目として家業を継いだであろうとは思います。しかし、私はいろいろな業務にも挑戦したいと考え、自分自身で事業を立ち上げたんです。
 
 
 
 

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