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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客の要望に安価で対応
住まいを支える修繕工事

 

見えないところも完璧に仕上げるポリシー

 
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八木 誠心誠意の対応をしてくれる野田代表が、どのような歩みを経て今の仕事に就いたのかが、気になってきましたよ。あらためてご経歴を教えていただけますか。
 
野田 私は中学・高校と野球に打ち込み、強豪校で甲子園を目指していました。ポジションは内野手で、主にセカンドとサードを守っていたんですよ。高校卒業後は、アパレルや飲食などコミュニケーション力が求められる業界で仕事を続けました。その後、27歳のとき建築職人に転身したんです。実は父が外構工事の一人親方で、子どもの頃から手伝いをしていたので、建築現場は身近な存在だったんです。転身を決断したきっかけは、飲食店のお客様に建築士の先生がいらっしゃって、「野田君なら器用だからなんでもできるよ」と現場の仕事を紹介してくださったことでした。
 
八木 コミュニケーションに長け柔軟な姿勢をお持ちの野田代表なら、何をやっても上手にやり遂げそうですからね。でも、27歳で厳しい職人の道に飛び込むのは勇気が必要だったでしょう。野田代表が、どのように技術を身に付けてきたのか気になります。
 
野田 私が大事にしてきたのは“目”です。建築仕事は先輩の技術を目で盗む世界。ですから、仕上げまで一つひとつの工程を確実に見て覚えてきました。そのとき同時に心がけていたのは、常にお客様目線を失わないことです。工事のプロセスを客観視して作業を進められる職人は意外と少ないので、私はその目線を大事にしていたんです。
 
八木 なるほど。お客さんにも要望がありますから、幅広い視野で現場を観察して技術を身につけないと、本当に顧客満足を得られる仕事はできないんでしょうね。野田工房さんのInstagramを拝見して、施工現場の写真のどれもが一つの作品のように写っているのもうなずけます。
 
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野田 ありがとうございます! まさにおっしゃるとおりで、見えるところをきれいに施工し、お客様のご要望にしっかりお応えできる職人はどこにでもいます。私どもはそれだけでなく、見えないところも120%の力で完璧に仕上げる。これが私たちのポリシーです。
 
八木 細かい工事も絶対に手を抜かない。それが野田代表の心意気というわけですね。
 
野田 ええ。ただ、施主様や元請けさんに褒めてもらおうという気持ちばかりが強くなると、思わぬところで足元をすくわれることがあるので、そうした施工をするのが当たり前という感覚で仕事に向き合う姿勢を徹底しています。これは後輩や協力会社の職人にも伝えていることなんですよ。
 
 
 
 

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