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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

困難な解体工事にも対応
スポーツ事業で社会貢献

 

資源リサイクルとスポーツ事業で社会貢献

 
狭小地での作業が可能な特殊小型ユンボを所有
狭小地での作業が可能な特殊小型ユンボを所有
駒田 メイン事業である解体工事についてはよくわかりました。次に、金属事業はどういったものですか?
 
新居 金属事業は、以前からの知り合いである及川という人間が仕事にしていまして、彼をヘッドハンティングして、弊社の事業として担当してもらっているんですよ。鉄・非鉄・レアメタル・その他スクラップ素材などを買い取って、リサイクルする事業です。
 
駒田 なるほど。解体工事でスクラップはたくさん出るでしょうから、一石二鳥な印象です。
 
新居 そうですね。それと、特殊金属や町工場で使用している中古機械、社会的問題になっているポリ塩化ビフェニル、いわゆるPCBの処理も行っています。
 
駒田 今の時代、世界的にも資源を循環して再利用しようとする話題には、事欠きませんよね。特に日本は島国のため限られた資源しかありませんから、とても社会貢献度の高い事業だと思います。最後に、私と最も関係が深いスポーツ事業についても詳しく教えてください。
 
新居 スポーツ事業では寒川リトルシニアというチームを運営しています。実は及川は少年野球で監督もしているので、こちらの事業でも活躍してもらっているんですよ。野球を通して青少年の育成や教育の一端を担うように努めています。
 
駒田 シニアリーグは中学生でも硬式球を使うのが特徴ですよね。通常、中学生は軟式球を使うのが主流で、硬式は高校野球から使います。より本格的な野球を中学から経験できるのは貴重な取り組みだと思いますよ。
 
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新居 ありがとうございます。最近は硬式球を使えるグラウンドが減っていましてね。野球に限らず、スポーツをすることを許可されている場所が減少しています。そのような現状で、スポーツ好きな子たちがプレーを楽しめる場所づくりをすることが大切だと考えています。地元のグラウンドを地元の子どもたちが気軽に使える環境をつくってあげたい。スポーツ事業では、地域活性化や地元への恩返しも含めて、スポーツを楽しめる環境づくりも積極的にやっていきたいと考えています。
 
駒田 それは素晴らしい! 本来ならそうしたことは、自治体でしっかりとやってくれれば良いんですけど、それを待つばかりというわけにもいかないですよね。御社のような会社が地域にあると、みんな喜ぶと思いますよ。