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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

チームワークが強み!
正確で高品質な型枠工事

 

熟練の大工が手がける高品質な型枠工事

 
宍戸 型枠工事について、詳しく教えていただけますか。
 
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座波 はい。ビルやマンション、病院や学校などの鉄筋コンクリートづくりの建築物をつくるときには、コンクリートを流し込むための型枠が必要です。そのコンクリートを流し込むための型枠をつくる工事を、型枠工事と呼んでいます。型枠の中にコンクリートを流し込んで、コンクリートが固まってから型枠を外すことで建物ができていくんです。そういった建築に関わる型枠工事を主に手がけています。
 
宍戸 あとはコンクリートを流し込めば終わり、という状態にするお仕事なんですね。ということは、コンクリートを入れ始めてからは作業を見守るのでしょうか。
 
座波 ええ。コンクリートがうまく流し込まれるように祈っていますね。万が一パンクしたら、大きな事故につながってしまいますから。
 
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宍戸 型枠がパンクすることもあるんですか?
 
座波 そうなんです。型枠の組み方が悪いと、パンクしてコンクリートが漏れてしまうことがあるんですよ。そうならないように、絶対に施工を妥協することはできません。型枠には外壁・柱・梁・内壁・床などの種類があって、業界的には垂直精度プラスマイナス3mm程度が一般的な許容範囲と、とても精密な作業を要します。さらに現場ごとに作業条件が異なってくるので、それぞれに応じた対応が必要となるんですよ。そのため、型枠の施工には高度な技術と長年の経験が要求されます。実際、型枠工事の出来しだいでコンクリートの持ちが全然違いますからね。
 
宍戸 型枠ってそんなに高い精度でつくられているものなんですね! 知りませんでした。それでは次に、座波組さんの強みについて教えてください。
 
座波 座波組の強みは、仲間意識を大切にしていることからくる“チームワークの良さ”です。仲間たちと密にコミュニケーションを取っていて、信頼関係が深いから円滑に工事を進めていけます。そして、そんな仲間たちがいるからこそ、今の自分があると思っているんです。