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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自分らしく思いのまま
終末期を過ごせる場所

 

患者が安心して過ごせるライフスタイル

 
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杉田 それにしても、こちらの施設は天井が高くて、広々とした空間ですね。内装もすごくおしゃれです!
 
大井 旅館やホテルのようなイメージで、壁紙やインテリアなども、すべて私が自分で選びました。中庭ではバーベキューもできるんですよ。
 
杉田 素敵ですね。ここで過ごしているだけで、気分も明るくなりそうですよ。
 
大井 患者様には当施設を第二の自宅だと思って、安心して過ごしていただきたいと考えています。また、食事はすべて専属の調理師が手づくりしているんですよ。「もしかしたら、これが患者様にとって人生最後の食事になるかもしれない。だからこそ、思いを込めておいしい食事をつくろう」。調理師にはそんな気持ちで日々の食事づくりに向き合ってもらっています。
 
杉田 常に最高のおもてなしを心がけていらっしゃるんですね。実は私の母も、亡くなる3日前まで、大好物のチョコレートを普通に食べていたんですよ。ただ、病院ではお菓子などは禁止されていたので、こっそり食べさせていました(笑)。こちらでは、そのような規制はないんですか?
 
大井 まったくありません。患者様は何でも好きなものを食べて良いんです。不思議なことに、噛む力や飲み込む力が弱まっている患者様でも、好きなものは食べてもむせないことが多いんですよ。中には、きざみ食やペースト食から普通食になった方もいるんです。
 
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杉田さんも施設内の各部屋を見学
杉田 やっぱり、自分が好きなものを自由に食べられるのは良いですね。食の制約って、かなりのストレスになりますから。
 
大井 ええ。それに、点滴などもご本人が嫌だとおっしゃれば強制しないんです。また、ベッドもお好みの高さに変えていただけますし、床に絨毯を敷いてお布団で寝ていただいても良いんです。
 
杉田 すごい、本当に自由なんですね! ほかにはどんな特長があるのでしょう。
 
大井 ご家族が寝泊まりできる部屋を設けています。お風呂も入れますし、ご希望であれば食事もご用意いたしますよ。
 
杉田 わあ、それはありがたいですね。私も母を看取るとき、病院には居場所がなくて近くのホテルに3日間泊まりました。いつどうなるかわからないときには、近くにいるだけで安心ですから。
 
大井 そうですね。ほかにもご家族には、終末期を迎えた患者様のいろいろな変化や行動に対して動揺したり、対応に困ったりしないよう、接し方や寄り添い方のアドバイスも行っているんです。
 
杉田 とても驚きました。ここまでサービスが行き届いた施設は見たことがありませんよ!
 
 
 
 

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