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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

 

いつまでも体と気持ちを元気に
好きなことに挑戦し続ける
ダンサー SAM

 
昨年30周年を迎えたダンス&ボーカルグループのTRF。ダンサーを務めるSAMさんは、TRFの活動のみならずさまざまなジャンルへの挑戦を続けている。今年スタートしたラップユニットのB.O.Cや、すべての世代に向けたダンスを考案するダレデモダンス。さらに、能とストリートダンスのコラボもチャレンジしているという。「常にダンスの可能性について考えている」というSAMさんに、そのチャレンジ精神について詳しくお聞きした。
 
 

ラップユニットを結成

 
今年8月、DJ KOOと組んだラップユニット、B.O.Cがスタートしました。きっかけになったのは、TRFの楽曲である「FUNKY M」です。FUNKY Mは僕とDJ KOOが二人で歌う楽曲で、TRFのライブでは必ず歌っているものなんですよ。演出も僕とDJ KOOがアイデアを出して自由にやらせてもらっています。間奏でキッズダンサーに出てもらったり、二人で会話をしたり。そんな自由さが良かったのか、評判も高いんですよ。だから、僕ら二人で自由にメッセージを伝えるユニットをつくってみようとなったんです。
 
楽曲の制作は小室哲哉さんにお願いしました。DJ KOOと「やっぱり小室さんしかいない」と話して、二人で直談判に行ったんです。「今の時代に即したFUNKY Mのような楽曲をつくってほしい」と伝えたところ、「FUNKY Mはノリでつくったから、あらためてつくるとなると難しいんだよね」とはおっしゃっていましたが、快く引き受けてくださいました。そしてDJ CHARIとラッパーのRy-laxに協力してもらい、B.O.Cを結成したんです。
 
ラップを選んだのは、僕らの思いを言葉にするときに一番伝わると思ったからです。リリックに自分たちの考え方や将来に対する思いを込められると感じました。デビューシングルの「NARIYAMA NIGHT」では、僕とDJ KOOが「こんなことを伝えたいんだ」と書き出した言葉をもとに、Ry-laxがリリックをつくってくれたんです。
 
次に楽曲をリリースするときには、僕とDJ KOOがそれぞれ自分でリリックを書けるようにしたいと思っています。それと、いつかは、ライブでみなさんにお会いできたらと考えているんです。自由度の高いユニットなので、いろんなゲストをお呼びして楽しい企画をつくれたら良いですね。ただ、いつまでにということは考えていません。急いで楽曲をつくって準備するよりも、しっかり勉強して良いものができたらお届けするスタイルでいたいと思っています。
 
 
 
 
 

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