“自分らしく”働いて
夢を追い続ける人に
2001年のデビュー以来、タレント・女優として活躍している安田美沙子さん。タレントとしては長寿番組『アッコにおまかせ!』に準レギュラーとして出演している他、自身の番組である『やすだの歩き方』でメインMCを担当。女優としても、連続ドラマで様々な役を演じてきた。特にバラエティでは、屈託のない笑顔と京都弁で繰り出す自然なトークで多くの視聴者を魅了してきた安田さん。さらに活躍の場をマラソンに競馬・料理・写真といった分野へと広げている安田さんへのインタビューを通して、自分らしい働き方と好きなことを実現していくための秘訣を探った。
仕事は“自分らしく”
出演番組を見た人からは、いつも「リラックスしてるように見える」って言われるんです。でも実は、このお仕事を始めて十数年経った今でも毎回緊張していますし、決して自信があるわけではなくて。だからこそ、お仕事の時は本番まで何をすべきか考え抜いてから臨んでいます。雑誌でもドラマでもバラエティでも同じ現場は1つもないので、その場の空気を読みながら、その時自分にできる最善を尽くすようにしているんです。といっても、本番に向けて準備し過ぎてもいけない時もあると最近になってわかってきたこともあって、番組によっては適度に台本を頭に入れたら、あとはリラックスして「楽しもう!」と割り切っている時もあります。
どんな仕事でも特に意識しているのは、“自分らしく”ということですね。実際は緊張していてもなるべく自然体に見せたり、笑顔をたくさん見せるようにしたり、自分で少しでも良いと思う自分の個性は出すようにしています。もちろん、お芝居では全然違う人になりきったり、自分が呼んでもらえた意味を考えて応えたりしなきゃいけない時もありますけど、それでも最後は自分らしくいることが大事なんだと思うんです。そんなことを考えながら、とにかく毎回全力で仕事をしてますね(笑)