
インタビュアー 濱中治(野球解説者)
神吉 私はもともと某エレベーター会社の据え付け作業員として働いていました。その後、就労継続支援B型事業所を経営していた叔父に誘われ入所し、そこで出会った福祉の師匠・柿本助宝さんに福祉のイロハを教わりました。2年勤めた頃に収入面での漠然とした不安を感じ、不動産業界に転職。営業のスキルやメンタル面を強化し働く中で、次第に「自分が本当にやりたかったことなのか? 本当にお客様の幸せを考えているか?」と疑問を感じるようになりました。
濱中 そのお気持ちが、福祉業界への復帰につながったのですね。
神吉 そうですね。悩んでいた頃、以前の就労継続支援B型事業所から「今度は立ち上げからやらないか?」と再びお声がけいただき、参画しまして。通算5年以上の経験を積む中で社会福祉主事とサービス管理責任者の資格を取得し独立を決意。2024年2月に弊社を創業して2024年9月から本格的に当事業所の営業を開始しました。お褒めいただいた空間は、利用者さんが気軽に通えて、明石市で今までにない一番おしゃれな事業所を目指してカフェのようなオフィスをイメージしました。

神吉 弊社は大手バイクメーカーの部品の梱包、地域情報サイトのSNS代行、さらにフリマアプリでの古着販売をメイン業務に、作業工程は100種類以上の仕事をご用意しています。また、強みは若いスタッフが多く明るい雰囲気で毎日お出迎えし、「在宅コース」「居場所コース」「就職コース」の3種類からご希望に合ったコースを選んで働ける点。その中で利用者さん一人ひとりに合わせてやりがいを提供し、長所を伸ばしていくことが私たちのポリシーです! 就労継続支援B型事業所の中では珍しい評価制度を元に、お給料が上がる仕組みを採用しているのも、利用者さんのモチベーション向上に繋がり、大変好評をいただいております!