B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

一息つける住まいを創造 親しみやすい一級建築士
ふう設計一級建築士事務所 代表 坂本純一

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 東京都出身。祖父や叔父が建築業をしていた影響や、中学生の頃に祖母の家を建て替えたことをきっかけに建築設計に興味を持つ。学業修了後は大手ハウスメーカーに就職し、長きにわたって設計業務や現場監理業務に携わり経験を積んだ。のちにコロナ禍の影響よる働き方の変化を受け、自身の人生を見つめ直したことで独立を決意。2023年12月にふう設計一級建築士事務所を設立した。
 
 
 
注文住宅の設計やリフォームを手がける、ふう設計一級建築士事務所。代表の坂本純一氏は大手ハウスメーカーで600棟以上の住宅設計に携わってきたベテランの設計士だ。顧客の人生に寄り添う住空間づくりにこだわった結果、図面を書く時間よりも、ヒアリングにかける時間のほうが長いという。家づくりをきっかけに、顧客の数十年先を見据えた人生プランをサポートしたいと語る坂本代表に、仕事への熱い思いを聞いた。
 
 
 

親しみやすい雰囲気の建築士事務所

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 埼玉県川越市にある、ふう設計一級建築士事務所さんにお邪魔しています。一級建築士というと、商業施設やマンションの設計に携わるような敷居の高いイメージがありました。でも、先ほどいただいた坂本代表のお名刺がとてもかわいらしくて、一気に親近感が湧きましたよ。事業所名の「ふう」の意味が一目でわかる素敵なロゴですね!
 
坂本 ありがとうございます。当事務所のコンセプトはまさに、「ふぅ。と一息つける住空間をつくる」なんです。水野さんのご実家も建築関係のお仕事をなさっているとお聞きしたので、こうしてお話しするのが楽しみでしたよ。
 
水野 私も坂本代表とお話するのを楽しみにしておりました! 私は母方が宮大工の家系でして。一族で家が1棟建てられるくらい、建築に携わるさまざまな業種の親族が身近にいたんです。坂本代表はお父様のご実家が大工を生業としていたとうかがいました。
 
坂本 そうなんです。祖父の家の裏手に作業場があり、その付近に設計士であった叔父の家もありまして、幼い頃はよく出入りしていました。その影響もあって大学卒業後は大手ハウスメーカーに就職し、22年間設計士として勤務してきたんです。
 
水野 大手さんに20年以上も!? そこからどのように独立に至ったのか、その経緯がとても気になります。坂本代表のこれまでの歩みについて詳しくお聞きしていきましょう!