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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

その人の個性を輝かせる ヴァイオリン教室
月と星ヴァイオリン教室 代表 川村やよい

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 大阪府豊能町にある、月と星ヴァイオリン教室さんにお邪魔しています。まずは、川村代表のこれまでの歩みについてお聞かせください。
 
川村 6歳でヴァイオリンを始め、鳥取大学教育学部を卒業したのち、作陽音楽大学、現・くらしき作陽大学に進みヴァイオリンについての学びを深めました。その後、子どもたちにヴァイオリンを教えたり、大手の音楽教室で従事したりと経験を積む中で、自分の教室を持ちたいと思い独立したんです。当初は「川村ヴァイオリン教室」という屋号で開業し、生徒数の増加を機に2021年に「月と星ヴァイオリン教室」に名をあらため、現在に至ります。
 
畑山 豊富なご経験を糧に、月と星ヴァイオリン教室さんとして再スタートを切られたわけですね。ちなみに、どのようなことをコンセプトにして運営されているのでしょう?
 
川村 夜空に煌めく月や星たちが、大きさは違えど一つひとつ光を放って調和しているように、音楽も一人ひとりの異なる表現や個性が輝くことで表現されます。ですので、小さなお子様から大人の方まで、それぞれのレベルに合わせた丁寧な指導をコンセプトにしていますよ。
 
畑山 一人ひとりを輝かせるために寄り添う姿勢が素晴らしいですね。生徒さんの年齢層も幅広いのではないですか?
 
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川村 下は3歳から上は70代までいらっしゃいます。楽譜の読めない方や初心者の生徒様が半数くらいを占めているんですよ。
 
畑山 それはすごい! 音楽を始めるのに年齢は関係ないわけだ。たくさんの方々から支持されているのも、いわば生徒さん各自にチューニングしたご指導内容が支持されているからなんでしょう。
 
川村 その個別対応ができるのは、決して大きな規模ではないからこそなんです。大手の教室では、どうしても取り残されてしまう方がいます。でも当教室では、誰一人、置き去りにはしません。ご自身のペースで楽しく学んでいただくことを大切にしているため、レッスンの頻度や教材もご希望を汲み取ったうえで決めていくんです。