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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

情熱と思いやりを大事に 心に寄り添う介護事業所
有限会社エイプラスアール 代表取締役 野口洋揚

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 兵庫県明石市の有限会社エイプラスアールさんは、2003年に地域密着型の介護福祉事業所、カサブランカを開設されたとお聞きしています。まずは、野口社長が福祉業界を選ばれたきっかけから教えていただけますか?
 
野口 私の母が弊社の母体を立ち上げた後、私は放射線技師の資格を持って病院に就職しましたが、自分の考えが反映できる仕事をしたいと思うようになって、高齢者の方に向けた入居型施設で現場の仕事を経験したのが始まりです。その後、両親が増設した介護施設を管理することになり、介護福祉士の資格を取得しました。
 
畑山 ホームページを拝見すると、ヘルパーステーション、居宅介護支援センター、グループホーム、小規模多機能型居宅介護など、さまざまなサービスを提供されていますね。メインのお仕事は何でしょうか?
 
野口 認知症対応の介護サービスです。認知症の高齢者の方に特化したグループホーム、カサブランカの事業所は、江井島、魚住、八木にあって、江井島と魚住は入居のほか、通いを中心に宿泊や自宅への訪問ができる、小規模多機能型居宅介護のサービスがあります。
 
畑山 自宅で暮らしたいという高齢者さんのためのサービスも取り入れているんですね。ちなみに、事業所のスタッフさんは何名ほどいらっしゃいますか?
 
野口 約120人です。この業界は常に人手不足で、一時は弊社でも退職者が出て運営に困ったことがありました。しかし、各事業所の責任者が工夫して助け合い、ピンチを乗り越えた経験があります。
 
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畑山 野口社長が良好な人間関係を築いて来られた証拠ですね。御社は福利厚生面も充実していて、スタッフさんの有給取得率はほぼ10割、子育て中の時短勤務や資格取得のサポートもあるとうかがいました。
 
野口 そうなんです。弊社は長く働ける環境づくりに力を注いでいまして。きちんと休んでプライベートを大切にしてこそ仕事も生活も充実しますし、人との関係も良くなっていくと考えています。また、介護の仕事は技術・知識よりも「自分が何をしたいのか」という考えを明確に持っていることこそ重要だと思っています。
 
畑山 そして、いかに情熱と思いやりを持って、利用者さんに接することができるかが大事ですよね。今後もスタッフさんや利用者さんみんなが笑顔になれるサービスを提供してください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
スタッフに会った時に、「社長が来たからちゃんとしなきゃ」と思われるような存在ではなく、身近な存在でありたいと思っています。お互いに気を遣わず、一人ひとりが周りに対し思いやる気持ちを持って率先して行動してくれる姿が、会社と人の成長を感じる瞬間であり、私にとっても嬉しい瞬間ですね。
(野口洋揚)
 

:: 企業情報 ::

有限会社エイプラスアール

〒674-0065 兵庫県明石市大久保町西島839-1

ホームページ
https://kaigo-casablanca.co.jp

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。