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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ピアノで成功体験を! カフェ併設の音楽教室
纏-matoi-音楽教室Café オーナー 桝田朱里

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー 嶋大輔(タレント)
嶋 2024年6月にオープンされたばかりの纏-matoi-(マトイ)音楽教室Caféさん。グランドピアノが圧巻ですね。オーナーの桝田さんは小さい頃からピアノに親しまれていたんですか?
 
桝田 はい。4歳からクラシックピアノを習っていて、音楽高校、音楽大学に進学しました。卒業後は縁あって教師の道に進むことになり、地元の公立中学校で教員として11年間従事してきたんです。音楽の授業全般とクラスの担任を受け持っていました。
 
嶋 学校の先生というお立場から、カフェを開業しようと思われたきっかけが気になります。
 
桝田 吹奏楽部の顧問や、音楽の授業で指導することにやりがいを感じてはいたものの、もともとピアノを生業にするのが私の夢だったんです。そして、音楽をカジュアルに感じられ、ピアノを気軽に触れられる場をつくりたくて、教員を退職することを決意しました。南大阪にこのような場があまりなく、あえて大阪市内でなくこの泉州地域に開業することを決めたんです。
 
 こちらの屋号には、どのような思いが込められているのでしょうか?
 
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桝田 “纏”という漢字にある“黒”のような文字がピアノを連想させ、“土”と“糸”があるので、ピアノを土台にして人がつながればいいなという思いと、当教室でピアノを学ぶことによって自分のオーラを纏い、自信を持ってほしいという思いを込めました。また、南大阪泉州と言えばだんじり祭りが有名で、だんじりで先頭を走るのが纏なんです。その纏のように、人生を自ら切り開き、先導を切れる人になってほしいという願いも込めてこの屋号を名付けました。
 
 トリプルミーニングなんですね! こちらはグランドピアノが置いてあるのに不思議とカジュアルな空間に感じますし、カフェも併設されていて他にはないピアノ教室だと思いますよ。
 
桝田 ありがとうございます。カジュアルさを出すために、店内のソファーはデニムにしています。夜はバーとしてお酒を提供しています。シーン別にピアノの音色が聞こえる幸せな空間をご提供しているんですよ。あえてピアノを演奏する時間は決めていなくて、手が空いていれば私が弾いたりお客様が自由に弾いたりすることもあります。