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インタビュアー 畑山隆則（元ボクシング世界王者）
古田 私は北海道の出身で、スポーツの専門学校を卒業後、東京の代官山のジムに4年間、その後、埼玉県のジムに3年間勤務してパーソナルトレーニングの実績を積んできました。実をいうと妻の実家が愛知県の米農家なんです。ここには後継ぎとして来たのですが、まずは自分のスキルを活かそうと考え、TRADを立ち上げました。
畑山 そんな経緯があったんですね。では、こちらはどういったコンセプトで運営されているんですか？
古田 コンディショニングに重点を置いています。現代社会ではデスクワークの方や普段あまり歩かない方が増えています。でも身体を動かしていないと、機能がどんどん低下して腰痛や肩こりなどの不調につながることがあります。そこに、私たちがトレーニングという形で介入することで、日常のパフォーマンスを最大限に引き出すサポートを行っているんです。
畑山 コンディショニングと聞くと柔軟性を高めるようなイメージがあります。具体的にはどういうことをするのですか？
畑山 バランスの取れたトレーニングを通して、本来の身体の機能を取り戻すということですね。
古田 はい。パーソナルトレーニングのほかにも、親子や友人同士など二人で取り組めるペアトレーニングも行っていますよ。人によって生活習慣や身体の癖は異なりますから、一人ひとりに合わせたトレーニングを設計しています。
