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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

配管もきれいに仕上げる 妥協なき空調設備工事!
株式会社AG設備 代表取締役 杉内栄治

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 大阪府出身。大学卒業後は、アパレルメーカーと不動産会社に勤務。退職後、設備工事会社の社長に声をかけられ、営業職として入社した。現場に出ながら知識と技術を学ぶ中で、設備工事の職人に転身。その後は、個人事業主として空調設備の取り付け工事を手がけた。そして、2023年12月に株式会社AG設備を設立。妥協のない、きれいな施工で多くの信頼を得ている。
 
 
 
近畿一円で病院・老人ホーム・倉庫などの業務用空調設備工事を手がける会社。それが大阪府藤井寺市の株式会社AG(エージー)設備だ。33歳の若き俊英・杉内栄治代表取締役は、営業職志望だったものの、空調設備工事の職人に。過酷な環境にも音を上げず腕を磨き、「きれいな仕上げは誰にも負けない」と言い切れる実力を身に付けてわずか4年で独立。その波乱万丈の修業時代と工事に立ち向かうポリシーをじっくりとお聞きした。
 
 
 

仕事の姿勢に厳しい会社で設備工事の職人に

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 大阪府藤井寺市を拠点に躍進中の株式会社AG設備さん。事業内容は業務用空調設備工事や空調機器の販売とお聞きしています。まだ法人化から間もない会社なのですね。
 
杉内 ええ、法人化したのは昨年2023年12月です。それまでは個人事業主でスタッフを雇用しながら7年ほど事業を続けてきました。弊社は大阪を中心に近畿一円で病院・老人ホーム・倉庫のエアコンなど空調設備の取り付け工事を手がけています。
 
濱中 杉内社長は33歳だそうですね。その若さで見事なご活躍だと感じます。さっそく、設備工事業界で積み上げてきた経験を教えていただけますか。
 
杉内 富田林市で生まれ育った私は、大学卒業後アパレルメーカーと不動産会社に勤めました。退職後、たまたま知り合った設備工事会社の社長が「営業部門をつくるからおいで」と声をかけてくださいました。
 
濱中 その出会いが、杉内社長の人生を大きく変えたということでしょうか。
 
杉内 そうなんです。というのも、実際に入社すると「とりあえず現場に出て知識と技術を学んでほしい」と言われたんです。こうして設備工事の職人に転身したものの、結局、1年もすると営業部の話はなくなり、完全な職人になっていたんですよ(笑)。