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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

旬の魚介をお届けします 業務用海鮮宅配の定期便
シーズバウンティー/肴屋港南台 代表 仁禮哲身

 
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インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 横浜市港南区で「新鮮!寄りもの定期便」という新鮮な魚を飲食店に直送する事業をメインに手がけるシーズバウンティーさん。今日は同社の仁禮哲身(にれい てつみ)代表が運営する割烹料理店、肴屋港南台さんにお邪魔しています。厨房にキンメダイにシマアジ、ハタ、イシダイ、サワラと、大きな魚がたくさん並んでいて迫力満点です! 一般的な東京のスーパーでは、切り身でない魚を見る機会が少ないんです。でも私は淡路島出身で、釣りが大好きな父が釣った旬の魚をたくさん食べて育ちましたので、お話をうかがうのを楽しみにしてきました!
 
仁禮 ありがとうございます。当店は旬のおいしい魚を地域の方々にも味わってもらおうと、2023年12月にオープンしたんですよ。
 
宮地 こちらでは本業で仕入れたお魚を提供しているんですよね。
 
仁禮 そうですね。「新鮮!寄りもの定期便」は駿河湾、相模湾、東京湾で育った取れたての天然魚介類を週2回、翌日宅配便でお送りする定期卸便として稼働しています。業務用なので一般の方はお申し込みできませんが、契約者様のお店で食べられますよ。
 
宮地 消費地市場を通さない分、より新鮮でリーズナブルな魚介が届くんですね。
 
仁禮 はい。その時々で旬を迎える魚介を厳選しているので、釣りや魚好きの方が好むようなものをお届けしています。それらは漁獲量が少ないため流通に乗らず、雑魚として蹴飛ばされ廃棄されてきたものですが、実はとてもおいしくいただけるんですよ。
 
宮地 普段お目にかかれない珍しい魚が食べられるなんて、お得感がありますよ(笑)。私の父も、市場に出回らないアカアシエビという足の赤いエビを地元の漁師さんから買っていました。地元ではおいしいと評判のエビでしたね。
 
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仁禮 そうした眠れる資源を活用するのも私の仕事で、事業活動の根底には「海産資源の復活」という目標があるんです。そのために「成長魚のみを食べ、未成長魚は海で育てる」「天然魚介だけを届ける」という理念のもと、今後も活動を推進していきたいと考えています。
 
宮地 棄てていた魚が商品価値を持ち、飲食店は安価で新鮮な魚介を入手できる。そして、契約店に行けば珍しい魚介を安くおいしく食べられるなんて、皆が幸せになる仕組みですね。しかも事業そのものが地域の観光資源の創出になり、海産資源を守ることにもつながる素晴らしい活動だと思いました! これからも頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
「100歳でも健康で楽しく生きる」というのが私のモットー。仕事はそのためのツールの一つという思いで向き合っています。100歳“まで”ではなくて“でも”なんです。100歳でも仕事を楽しんでいきたいですね。
(仁禮哲身)
 

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シーズバウンティー/肴屋港南台

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