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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

外構・造成工事を通じて 関わる全員をハッピーに
有限会社大石ブロック工業 代表取締役 大石充

 
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インタビュアー 嶋大輔(タレント)
嶋 外構工事や造成工事を手がける有限会社大石ブロック工業さん。二代目の大石社長にお話をうかがいます。前代表であるお父様が一代で築き上げた会社を、引き継がれたとのこと。その経緯から教えてください。
 
大石 会社員として別の企業で働いていた頃から、父や周りの方から「家業を継いだほうがいい」と勧められていましてね。確かに私も、不景気の中でも頑張って父が支えてきた会社が一代でなくなってしまうのは、悔しいとは思っていたんです。そんなあるとき父が「会社が潰れても構わないから」と言ってくれたおかげで肩の力が抜け、会社を継ぐ意志が固まりました。もちろん潰すつもりはなく、事業を拡大のために邁進してきました。
 
嶋 お父様の優しさに後押しされて決意ができたと。その後、順調に運営ができているのは、大石社長の努力の賜物でしょうね。
 
大石 仲間の存在も大きいです。嶋さんほどではないと思いますが、私も昔はやんちゃで(笑)。その頃からの仲間が業界には多く、「何かあれば手伝うからまずはやってみれば」と言ってくれたことが、今でも支えになっています。
 
嶋 素敵なつながりじゃないですか! いや~、苦楽を共にした仲間は結束が強いですからね(笑)。
 
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大石 まさにそうです! コロナ渦で大変なときも、仲間が仕事をくれたり、お客様を紹介してくれたりしました。逆に弊社から仕事を依頼して手伝ってもらうこともあって、本当に支え合いながらお互い乗り越えてきたんですよ。そして、コロナ禍を機に「量より質」へ事業を方針転換しました。外構工事の現場数を減らし、一件ずつの仕事の品質を上げていくことにしたんです。背水の陣とも言えるスタンスでしたが、結果的に事業は良い方向に進みました。おかげさまで仕事が評価され受注も増え、スタッフは3名から8名に増えましたし、売り上げも拡大し続けています。
 
 大石社長の経営手腕はもちろん、肩肘張らずに助け合える仲間がいるという環境も大きかったのでしょう。きっとお父様も喜んでおられますよ。